中島みゆき

75年、シングル「アザミ嬢のララバイ」でデビュー。世界歌謡祭でグランプリを受賞した「時代」を2枚目のシングルとしてリリースし、「わかれうた」（77）で人気に火がつく。楽曲はTV番組の主題歌に使用されることも多く、なかでもドラマ「家なき子」（94）の「空と君のあいだに」や「Dr.コトー診療所2004」の「銀の龍の背に乗って」、ドキュメンタリー番組「プロジェクトX 挑戦者たち」の「地上の星」などが大ヒットを記録。70年代から00年代まで、4つの年代でオリコンチャート1位を獲得している唯一のアーティストでもある（70年代「わかれうた」、80年代「悪女」、90年代「空と君のあいだに」「旅人のうた」、00年代「地上の星」）。また女優として、竹中直人が監督した「東京日和」（97）、「さよならCOLOR」（04）や、「ガラスの使徒」（05）、「間宮兄弟」（06）に出演した。そのほか、ラジオ番組のパーソナリティや文筆家としても活躍する。09年に紫綬褒章を受章。