安藤政信

高校卒業直後に芸能界入り。北野武監督・脚本作「キッズ・リターン」（96）の主人公シンジ役に抜てきされて俳優デビューし、第20回日本アカデミー賞の新人賞をはじめ、その年の映画賞の新人賞を総なめにした。「聖者の行進」や「青の時代」（ともに98）などのドラマにも出演したが、2000年以降は映画に専念。「スペーストラベラーズ」「バトル・ロワイアル」（ともに00）を経て、「サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS」（01）で主演を務める。その後も「69 sixty nine」（04）、「亡国のイージス」（05）などの話題作に出演。チェン・カイコー監督の「花の生涯　梅蘭芳」（08）で海外に進出したのを機に、中国映画「刀見笑」、台湾映画「セデック・バレ」（ともに11）に参加し活動の場をアジアに広げる。「スマグラー」（11）で4年ぶりに邦画出演、近年は再びTVドラマにも出演し、大ヒット作「コード・ブルー　ドクターヘリ緊急救命 3rd season」（17）に出演。同シリーズの映画化「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」（18）にも参加した。そのほか、映画「GONINサーガ」（15）、「貞子vs伽椰子」「花芯」「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」（すべて16）、「スティルライフオブメモリーズ」「きらきら眼鏡」（すべて18）、「デイアンドナイト」（19）、TVドラマ「あなたの番です」（19）などに出演している。