ワイルド・ワイルド・ウエスト
プロット
アメリカ
12月04日 1999 台灣上映
メン・アット・ワーク
プロット
アメリカ
11月02日 1990 台灣上映
エンゼル・ハート
プロット
アメリカ
06月13日 1987 台灣上映
ネイティブ・ハート
プロット
アメリカ
09月27日 1997 台灣上映
HEARTハート
プロット
イギリス
01月01日 1900 台灣上映
ヤング@ハート
プロット
イギリス
11月08日 2008 台灣上映
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ワイルド・アット・ハート評論(14)
カナザワ映画祭2014の爆音上映で見た。大昔レンタルビデオで見て以来で、DVDも買ったけど見ていなかった。今まで見返さなくてよかった。
セクシーであることに一切ためらいがないセイラーとルーラの生き様が非常にすがすがしい。目いっぱい自由に生きようとしていて、そこに曇りのなく疑問の余地もないところが素晴らしかった。しかし自由を満喫するにはお金もかかる。泣く泣く犯罪に手をそめてしまうのは悲しかった。
以前に見た印象はウィレム・デフォーの頭が吹っ飛ぶところとヘビ皮のジャケットばかりが印象に残っていた。サントラCDは買って音楽は親しんでいた。
ちぎれた手首を犬がくわえてどこかに行ってしまう場面は何の映画だっけ?と思っていたけど、これだった。素っ頓狂で悪趣味で面白い場面だった。
爆音上映であるため、ダイアン・ラッドのキンキン声でわめき狂う度に頭がズキズキした。彼女が依頼した殺し屋がセイラーにたどり着く前に事件が起こったのか、不発なところが変だった。彼女の怪演ぶりは恐ろしいけど、けっこうしつこくてお腹いっぱい。すごすぎて編集できれなかったのだろう。
結末の『ラブミーテンダー』があまりに素晴らしくて鳥肌が立った。素晴らしいハッピーエンドの余韻に浸りたかったので、この映画で映画祭は終わる事にした。
オレみたいな凡人は頑張って技術を身に着けて何かできるようになって、それでどうにかしようとするのだが、セイラーのように素で魅力があったり強かったり無鉄砲であったりすることに圧倒され、憧れる。戦場などで生き残るのはきっとそういうタイプだと思う。
この娘を溺愛する鬼ママからの逃避行はリンチが大衆受けを狙って創作した毒性の強い純愛映画ではなかろうか。
しかし、今じゃ悲しいことにウィレム・デフォーの下品な歯茎の残像しか頭の中にねーよ。
これ一体どう言うことやねん!
他の方も仰ってましたが、正に自由奔放‼︎不気味な映像、不快な画、キメ!というときの効果音、ドヤ!とばかりのハードロック!
セイラとルーラのひたむきな愛は見ていて気持ちいい。もう2人の世界!2人しか見えない!を暑苦しいまでにやりきってます。
ぶっちゃけなぜカンヌでグランプリとったのかはわからないです。
素晴らしい作品なんだけど。
個人的にはローラ・ダンは、どんどんただのセクシー姉ちゃんではなく、可愛くも、情熱的な魅力ある女性に見えてったのですが、彼女やその他の女性もメロメロな(最初の方にそういうシーンがあった)セイラのかっこよさがさっぱりわかりませんでした。え⁈みんなキャーキャー言ってるけど、ニコラス・ケイジだよ⁈よく見て!という感じ。彼が二枚目演技をする度に大爆笑でした。プレスリー歌ってるとこなんかもう!堪らん!笑える!
ファンの方すみません…素晴らしい俳優さんだと思ってます。ほんとに。