シャタード 美しき罠
プロット
アメリカ
02月02日 台灣上映
オーシャン・クライシス 沈黙の核弾頭
プロット
中国
02月02日 台灣上映
ジェントルマン
プロット
韓国
02月09日 台灣上映
まどろみの彼女たち
プロット
日本
02月09日 台灣上映
雨降って、ジ・エンド。
プロット
日本
02月10日 台灣上映
テルマ&ルイーズ
プロット
アメリカ
02月16日 台灣上映
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SKIN スキン評論(20)
白人至上主義団体を「家族」と呼び、黒人やイスラム教徒を迫害してきた主人公。ところが、ある集会で出逢った、3人の娘を育てるシングルマザーと心通わせるうちに、本当の家族を持ちたいと思うようになる。
しかし、こうなると当然訪れるのは、裏切り者としての制裁。人種差別については勿論、長年時間を共にした仲間より、一族の掟が重視される恐ろしさがよく描かれていた。
その他、立場はまるで違えど、「ママ」と呼ばれる2人の登場人物。
見た目の過激さや、冷酷な側面がありつつも、垣間見える母としての強さや優しさは
強くうったえかけてくるものがあった。
最後に、シンプルとはいえるが、個人的にはこの映画がああいったラストで締めくくられるとは思っていなかったので少し驚いた。
ダリル.L.ジェンキンスさんのように、実際に過激な主義思考を改めさせた実績がある人がいるなんて凄いですね。このあたりにもとても感動させられた。
あと、本篇前に短編も上映されていました。
寧ろこっちの方が印象に残った人も多いのでは??
かく言う私も、思い出すのは短編のシーンの方が多いかも。
衝撃度では間違いなくこちらが本編を凌ぎますね。
本編でも短編でも思ったのは、いつだって子供たちが最大の被害者になりやすいってことですかね。
このようなことが世界では起こっているという事実に改めて戦慄を覚えた作品だった。
-お世話になっている映画館での連続上映は嬉しいサプライズだったが、HPにキチンと”短編上映含む”と記載したほうが、絶対に良いですよ・・。
”コロナワールドさん”・・。ー
■という訳で、序盤は、短編の衝撃が残ったまま鑑賞に突入したため、散漫な印象。
ーあれれ、ソリッド感が減少している・・。-
・が、ブライオン(ジェイミー・ベル)が
”KKK”(クー・クラックス・クラン:アメリカの忌むべき白人至上主義者集団:映画で具体的に名前が挙がったのは、近年では「ブラック・クランズマン」以来かな。)や
ネオナチ思想に取りつかれたフレッド(ビル・キャンプ)&シャーリーン(ベラ・ファーミガ:良い女優さんだなあ・・。)の率いるレイシスト組織”ヴィンランダーズ”から、
ある女性ジュリー(ダニエル・マクドナルド:久しぶりだなあ、貫禄は変わらないなあ。)と出会い、その三人娘を守るために、彼の人生をも決める重要な決断をするシーンから、緊迫感が徐々に上がり始める。
・そして、若き日のブライオンを容易に思わせるギャビンが貧困からの脱却を求めて、レイシスト集団に加入していく過程も作品に厚みを持たせるが如く描かれる。
ーブライオンから、何度も”何故、入った・・”と詰問されるシーン。
そして、”あの”シーン。キツイなあ・・。-
・”ワン・ピープル・PJ”を運営する黒人男性ダリルに、夜中に公衆電話から震える指で、自らの今までの過ちを認め、保護を求めるシーンや、フレッドたちが執拗に”戻れ”と迫るシーンなどは、見応えがある。
ーこの時の、ベラ・ファーミガ演じるシャーリーンの複雑な表情は何とも言えない”空虚感”を醸し出している。”空っぽの世界”の住人として・・。ー
<600日を超える”タトゥ除去施術”を乗り越えたブライオンの不安そうにジュリーの家を訪れる時の表情と、ブライオンのきれいな”肌”を見た時のジュリーの表情・・。>
■レイシストが大国を統べる現状では、脈々と続くレイシズムの根絶は、困難極まる事であろう。
けれども、様々な妨害にもめげずに、このような作品を制作し、世に送り出す人々がいることも、又、事実である。
決して、鑑賞後に楽しい気分になれる映画ではないかもしれないが、現代社会においては、貴重な作品であると私は思う。
差別主義者を観ているだけで胸糞が悪くなる偽善者の私には評価が難しい作品。
救いは完璧に肥満なヒロイン、ダニエル・マクドナルドのお肉かなぁ。ラッパーを演じた『パティ・ケイク$』でも凄い存在感だったもんなぁ。
あっ、「マイレージ、マイライフ」のヴェラ・ファーミガも忘れてはいかん!実に魅力的な女性だ。
人種差別を貫いたところで、何も得るものはない。むしろ、延々と負の連鎖が続くばかりだ。この映画の主人公の出自は悲惨である。親の愛情を受けることなく、ネグレクトと暴力の対象とされ、そこから逃げ出したところをレイシストに救われ、初めて愛情を注がれるともに人種差別的な思想も刷り込まれて、極端な人格を持った人間を生む。不幸でしかない人生環境だ。それでも、自らが愛を育むべき女性とその連れ子たちと出会い、自分がどうあるべきか、どうなるべきかを思い知らされる。ここからの展開が映画としてはありきたりではあっても、心を打たれる。ある組織を抜けるということ、そして一般的な社会生活を送るということは並大抵のことではない。当然、その環境の変化に対して、これまでの自ら犯した罪を償わなければならない。昨日まで敵と見做していた黒人によって主人公は助けられた。やはり、自らが望めばやり直せる環境は絶対になくてはならない。成熟した社会であればこそ、なおさらチャンスは幾らでも転がっているような環境であるべきだ。望めは人は幾らでもやり直せるし、自ら180°違った人生と人格をてにすることが出来る社会こそが、私たちの幸福を生み出す。親鸞の言わんとする意味がとても現実的な実感を伴って、鑑賞することが出来た。
ショートバージョンの興奮が冷めやらぬまま、長編をじっくりと鑑賞。全然内容が違うことに驚き、どんな結末を用意してくれるの?などと期待は高まるばかり。とにかく、白人至上主義者たちはヘビメタがお好き。スキンヘッドがお好きということはわかります。また、KKKのみならず、ネオナチも大好き。行進するときも「ハイル、ハイル」と声を張り上げます(記憶違いかもしれません)。
主人公はジェイミー・ベル演ずるブライオン。右目の矢印タトゥーが印象的で、体中タトゥーだらけ。一度逮捕されるが、取引を持ち掛けられ、釈放される。それに目を付けた反ヘイト運動指導者のジェンキンスは彼に近寄るのだった。暴力に対して暴力では際限なく復讐の連鎖が続くだけだ。復讐ではなく人間そのものを変えることが大切だ・・・
短編にも登場していたお母さんダニエル・マクドナルド。おかげで繋がってるのかと思い、混乱しました。3人の娘たちが演奏する曲に対してもレイシストたちはヤジを飛ばすし、ムチャ腹が立った。音楽でいえば、カラオケ(?)でレーナード・スキナードの曲を歌ってるし、やっぱりサザンロックもレイシストたちに愛されてるんだなぁ・・・ちなみに「スウィート・ホーム・アラバマ」なんてのも差別が消えない南部の実態を歌ってる(賛否両論あり)。
見終わって感じたのは“人間性善説”。ジェンキンスの方針がそうだったこともあり、単純な復讐ストーリーにはせず(実話なのだからしょうがない)、レイシストの本質を変革するという大胆なものだったこと。“SKIN”の意味も人種の皮膚と、TATTOOの皮膚のことのダブルミーニングだったのだと感じた。それにしても600日もかかるのね・・・