「エルネスト」「人類資金」の阪本順治監督のオリジナルストーリーで、稲垣吾郎が主演を務めた人間ドラマ。稲垣が主人公となる炭焼き職人の紘を演じるほか、長谷川博己、池脇千鶴、渋川清彦ら実力派キャストが共演する。山中の炭焼き窯で備長炭の職人として生計を立てている紘の前に元自衛官の瑛介が現れた。
突然故郷に帰ってきた瑛介から紘は「こんなこと、ひとりでやってきたのか」と驚かれるが、紘自身は深い考えもなく単に父親の仕事を継ぎ、ただやり過ごしてきたに過ぎなかった。同級生の光彦には妻・初乃に任せきりの息子への無関心を指摘され、仕事のみならず、反抗期である息子の明にすら無関心だった自分に気づかされる。
やがて、瑛介が抱える過去を知った紘は、仕事、そして家族と真剣に向き合う決意をする。2018年・第31回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、観客賞を受賞した。
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半世界評論(20)
大変ですが、関係者の皆様頑張って下さい。
さてこのお話は全編ロケでございます。場所は三重県です。えっ三重県?私の知人には三重県人はいません。えーと・・・
私は地方の方につっこむ定番の台詞があるのです。例を上げます。
和歌山県 お前らの主食は梅干しだよね❗️
愛知県 トーストに八丁味噌つけるなよ!
広島県 お茶漬けにもみじまんじゅうを入れんじゃねえ❗️
茨城県 主食が納豆で副食が白米だよね❗️
岡山県 お前らはタピオカの代わりにマスカット入れてるよね❗️
函館市 お前らはタピオカの代わりにイクラ入れてるよね!気持ち悪いんだよ❗️
一応言って置きますがツッコミは愛情ですからね。怒らないでね。では・・・三重県の人にはどう言ったらいいでしょう?えーと・・・
お前らさー 毎日伊勢海老食ってるよね❗️
それ単なる金持ちですから❗️
はい。くだらない枕が終わりました。ここからら映画の感想です。
主人公の高村絋(稲垣吾郎)は父親の跡を継ぎ製炭業をしています。妻 初乃(池脇千鶴)はしっかり者です。一人息子の明(杉田雷麟 すぎたらいる)とはあまり関係が良くないようです。
そこに小学生以来の親友 偀介(長谷川博己)が現れます。何か事情を抱えているようです。そしてもう一人の親友 光彦(渋川清彦)が加わります。自然な演技です。まるでドキュメント72時間のようです。
ロケ地は三重県の南伊勢町。風光明媚な美しい町です。落ち着いたら行ってみたいな。
絋が作る炭はウバメガシを原料にする備長炭で高級品です。金属的な硬さが有り、叩くとキーンと鳴ります。この音は劇中で効果を上げています。
また近年では消臭効果として使用されているようです。作るのに手間がかかります。炭の話しが長くて、すみません。
話しは淡々と進みます。三人はそれぞれ事情を抱えています。いじめや介護また製炭の苦労、色々な社会問題を織り込んでいます。けれど飽きる事は有りません。つい見入ってしまいました。
長谷川博己は鬼気迫る演技でかっこいいです。渋川清彦は安定の面白さ。それでも・・・
吾郎ちゃんが好きです。クズではないですが疲れた雰囲気がいい。お礼を言いたい。
サンキュー ゴロー❗️
本文中失礼な事を言って申し訳ございません。
読んで頂きありがとうございました。
妻(池脇千鶴)はしっかり者、中学生の一人息子は反抗期、イジメに遭っていた。
光彦(渋川清彦)はバツイチで、父親と自動車業を営んでいる。
そこへ自衛隊を止めた瑛介(長谷川博己)が戻ってくるが、大きなトラウマを抱えているようだ。
幼なじみ三人組は久しぶりにはしゃぐことになるが、昔みたいにはいかない。
池脇千鶴が最高で素晴らしいの一言だ。
世界の残酷な現実を見てしまった元自衛官と、田舎の狭い人間関係で暮らす男。小さい世界と大きな世界の対比ではない、世界は小さい人間関係の延長線上に成り立っているのであり、田舎もまた世界の一部だ。広い世界を見てきた男は、それゆえに一番近い足元が見えにくくなっているかもしれない。
シビアな話になりそうなところでユーモアを挟んだりとそのバランス感覚も良かった。派手さはないが心に沁みる作品だ。
①吾郎ちゃん、オジサンになったものです。ああイヤだ。でも良い役者にもなった。朝ドラで清水美砂の弟役をなった時から「この子はいい役者になる」と思っていたので一応自画自賛。三重で炭焼きしてるオジサンにしてはちょっと都会的過ぎる気がするし(標準語しゃべっているから尚更)、池脇千鶴の受けの演技に助けられているところもあるけれど及第点を上げていいでしょう。②それぞれ違う道を歩きながらも、相手を気にかけている幼友達はやはり良いものだと思わせてくれる。③しきりに「三人は正三角形」と言っていたけれども、渋川清彦演ずる光彦は本当は二等辺三角形だということは分かっていたと思う。自分は底辺(それだけにブレのない立ち位置)であとの二人は斜辺だと。紘の棺を載せた霊柩車に向けて暎介が敬礼するのを見て顔を歪めるところがリアル。誰だって泣くよなぁ、ああいう場面では。④池脇千鶴はいつもながらに鮮やかな好演。主要キャスト四人の中の紅一点として映画の重りの役割を十分果たしている。