「エルネスト」「人類資金」の阪本順治監督のオリジナルストーリーで、稲垣吾郎が主演を務めた人間ドラマ。稲垣が主人公となる炭焼き職人の紘を演じるほか、長谷川博己、池脇千鶴、渋川清彦ら実力派キャストが共演する。山中の炭焼き窯で備長炭の職人として生計を立てている紘の前に元自衛官の瑛介が現れた。
突然故郷に帰ってきた瑛介から紘は「こんなこと、ひとりでやってきたのか」と驚かれるが、紘自身は深い考えもなく単に父親の仕事を継ぎ、ただやり過ごしてきたに過ぎなかった。同級生の光彦には妻・初乃に任せきりの息子への無関心を指摘され、仕事のみならず、反抗期である息子の明にすら無関心だった自分に気づかされる。
やがて、瑛介が抱える過去を知った紘は、仕事、そして家族と真剣に向き合う決意をする。2018年・第31回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、観客賞を受賞した。
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半世界評論(20)
◎よかった点◎
・小中生時代の同級生三人。過去があって今があるから、普通だと回想シーンが挿入されそうだけど。
会話や素振りなどで、なんとなく想像させて進むのがいい感じ。
「なぜ故郷に帰ってきたのか」も結構引っ張っていて。
後半は、「あの時のあれか」と膝を打つ箇所が出てくるのもよろし。
・男性俳優人三人も、それぞれに役に染まってましたが。
個人的には絋の妻役・池脇千鶴さんが、田舎の奥さんで母ちゃん役。いいわー👍。
・私が女性だからっていうのもあるのかな。
男三人のベタついていないけど、ちゃんと気にかけている関係。
そして絋の息子のことも、「男として」接しているのがいいなあ。
・阪本順治監督の、オリジナル脚本っていうのもナイス。原作じゃないところがね。
△いまいちな点△
・終盤前まで淡々と物語が進むのが、どうかな。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「(俺たち三人)二等辺三角形じゃなく、正三角形」
メインの役者さん達は勿論ですが、
出演された役者さん達皆さんが、
この作品に惚れ込んで演じられている
と感じました。
旧知の間柄だからこそ、夫婦・親子
だからこその会話がジンと胸に迫りました。
長谷川博己さんの鬼気迫る演技に、
来年度主演されるの大河ドラマの
期待↗︎となりました。
映画館で観る事が出来、幸運でした。
起伏のあまりない地味な話かもしれないが、心に感じるものはある。
友人とはなんだろう、人とのつながりとはなんだろうかと改めて考える機会になるのかもしれない。
池脇千鶴と、長谷川博己が秀逸。
自分が見たこと無い世界、
海と共に生きる世界、
山と共に生きる世界、
コツコツ自動車販売を営む世界、
そして現世と来世。
いつかまた3人で楽しく酒を呑む世界。
また、家族が楽しく揃う世界。
そんな知らない世界が有って欲しい。
我々が生きてあるのは半分だけの世界なのかもしれない。