ボブ・マーリー ラスト・ライブ・イン・ジャマイカ レゲエ・サンスプラッシュ
プロット
西ドイツ・ジャマイカ合作
02月09日 台灣上映
ザ・パイロット
プロット
ロシア
02月16日 台灣上映
アリランラプソディ
プロット
日本
02月17日 台灣上映
ザ・フェイス
プロット
インド
02月23日 台灣上映
ハンテッド 狩られる夜
プロット
アメリカ・フランス合作
02月23日 台灣上映
熊川哲也 K-BALLET TOKYO 「熊川版新制作 眠れる森の美女」 in Cinema
プロット
日本
02月23日 台灣上映
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スウィンダラーズ評論(20)
ペソンウ、パクソンウン、出てくると嬉しい役者陣😊
詐欺師が詐欺師を騙す話で、「10人の泥棒たち」みたいかと思ってましたが、あちらよりチーム感あり、しかもあの人もチームだったんかい!というラストも痛快でした。
ネタバラシをいちいち回想してくれるのですが、こういうのを観る心地良さは、今作はそのどんでん返しもあって、より増しています👍
「インサイダーズ」の方が、復讐劇の痛快さは上ですが、どんでん返しはこっちの方が良かったですね。
やっぱり出所は豆腐なんですね😃
韓国の実在したマルチ商法詐欺事件をモデルにした作品らしいけど、今の日本と同じことやってたんですね。しかも資金洗浄やカジノ絡みと、何かと日本の現政権と似通ってくる。さすがに大統領制の国なので、長期政権になると汚職や腐敗が目立ってくる日本とは違っていて、とにかく裏金作りに奔走する悪徳政治家の姿や警察署長、検事までもが詐欺犯罪に関わっているという凄まじい内容でした。
2008年に、そのマルチ商法詐欺によって3万人の被害者、10人の自殺者を出した事件の首謀者が国外に逃亡。その逃亡劇において、退いた偽造詐欺の男が自殺に追い込まれ、息子であるファン・ジソン(ヒョンビン)だけが他殺を疑うも相手にされず、一人で復讐を誓った。
8年後にパク検事(ユ・ジテ)が詐欺師チームを率いて正義ぶったアクションを起こしていたが、徐々にそのダークサイドな人間性を露わにしてゆく。そこのチームにファン・ジソンが仲間に入ってマルチ商法の首領チャン・ドゥチルに復讐を果たそうとするのだった。
詐欺師を相手にする詐欺師といえば、日本ではクロサギが有名ですが、そんなスケールの小さいストーリーではなかった。とにかくパク検事が徐々に悪党ぶりを露呈する様子や、政界の汚職議員などを巻き込んで国際的なサスペンスになっていくのです。ただし、タイや中国は国名しか出てこない。
見てる側とすれば、とにかく復讐を果たしてほしいと手に汗握り、詐欺チームのコ・ソクトン(ペ・ソンウ)、キム課長(アン・セハ)、チュンジャ(ナナ)と魅力ある仲間たちを楽しむことができる。そして中盤でチャンの手下であるというクァク・スンゴンと交渉するスリリングな展開も見どころなのですが、最後の最後に大どんでん返しが待っているのです。あ~、そうきたか~やられた~となること間違いなし。爽快感は満点だったけど、さすがに2年も臭い飯食ってたとか、そこまでするかな?という疑問も・・・色仕掛けに関しても、そこまでするかな?
やっぱり出所後は豆腐でお祝い。ジソンだけが実刑だったのかな~みんな仲良く刑務所暮らしも楽しそう(冗談です)。そしてまだ大物が残っているというところも色々想像できるのが楽しい。もし日本で作るなら?誰かにソンタクしまくって面白くなくなりそう・・・
マルチ商法の親玉を騙そうとする詐欺師と検事の物語。
ところどころ腑に落ちない設定や展開があるのはたしか。(脅されていたとしても)詐欺の前科者が検事のチームに入っている設定や、最後のドンデン返しなどは強引すぎるなーと感じてしまった。
でも、全体的にはコンゲームとして楽しめるものだったから不思議。シリアスな設定もあるのに軽快な描き方をしているから気楽に観ることができたのもあるかも。
2020年になってから鑑賞したのだが、感じたのは「コンフィデンスマンJP」との類似点だ(製作年からすると本作の方が先だけど…)。敵だと思っていた人間が実は全員仲間で、最初から仕組んだものだったって流れはとても似てる。元からコンゲームってそんなものかもしれないけど。それともコンゲーム自体がそういう展開にしないと意外性が出せなくなっているのか。
ちなみに続編を匂わせているが、あの状態からマルチ商法の親玉にたどり着くのはメチャクチャ大変!
もう一捻り欲しかったなー
このスウィンダラーズ 日本の「コンフィデンスマンJP」に勝るとも劣らず かなりおもしろかった!!