52ヘルツのクジラたち
プロット
日本
03月01日 台灣上映
ARGYLLE アーガイル
プロット
イギリス・アメリカ合作
03月01日 台灣上映
あとがき
プロット
日本
03月01日 台灣上映
18歳のおとなたち
プロット
日本
03月01日 台灣上映
π パイ
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03月14日 台灣上映
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プロット
日本
03月08日 台灣上映
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メメント評論(20)
実に面白い。
モノクローム画とカラー画の使い分け方・・・。
■メメント:”思い出せ”
■メメント・モリ ”死を思え”
-クリストファー・ノーラン監督が、騙し絵の”フィッシャーの大ファン”であることは有名だが、今作で彼は観客を騙す(惑わす)事が出来たのか・・。-
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レナード(ガイ・ピアース)は妻を犯され、殺される。
その際に受けた頭への傷が原因で、”新しい記憶が消えてしまう”事に悩まされつつも、
・周囲での出来事を”ポラロイドカメラ”で写し、写真の裏にコメントを残し
・身体中にタトゥでメモを残しながら、
犯人を捜すが・・。
■数々のメモ(可成りミスリードされる。上手いなあ、凄いなあ・・。)
・胸には”ジョンGが妻を犯し、殺した”
・”サミーを忘れるな”・・・
-レナードが保険屋だった頃、顧客だった、サミーの妻が、夫の記憶障害を確かめるために”ある覚悟”で何度もインシュリン注射をさせる場面。
(サミーが出る場面はほぼ、モノクローム画である・・。)
夢か現か・・・。-
<解体された時間軸の中で、断片的情報を”フラッシュバックを効果的に用い”、錯綜する物語を整然と造り上げた作品。>
■何度観ても、鑑賞後の解釈にブレが生じる作品でもある。
完全にクリストファー・ノーラン監督の勝利である・・・。
今が現在なのか、過去なのか、未来を見せてるのかわからなくなる時がある、インセプションみたい。
さすがクリストファーノーラン!
少し難解。なんとなく物語の概要は掴めたものの、あまりスッキリしない。
幻想を追う主人公・レナードと彼を気兼ねて優しくしているおじさん。
そのおじさんは物語の冒頭で殺される。
その時点から、過去に遡っていく…ってことかね?
・記憶喪失ものでは、どうにでもできちゃう可能性を秘めてる(らしい)けど、短期記憶喪失は制約がある
・記憶喪失の疑似体験映画
・主人公には時間感覚がないから、観客も時間感覚を失うように時系列が逆転している。しかも、二つの時系列がカットバックし、合間に回想シーンも挟んでる!
・人の記憶は巧妙に、自分の都合のいいように仕掛けることがある
・その映画の本質はマルホランドドライブ的ともいえるかも
・人は世界を見たいようにしか見ない
・そのために、自分の行動を選択する
・そのなかで利害関係が一致する他人と一緒にいる
・テディの憎めないキャラが魅力的
・バーにいたオヤジもいい味だしてる!
・視野の狭い人間は周りの利用される
・普通に時系列通りにつないだら、主人公を客観的にみることになるが、時系列を崩すことで主人公自身の視点でみることになる。
・主人公の視点になるのは記憶喪失ものの強みでもあるけど、編集がその効果をより強めている
・クリストファーノーランは、ダンケルクもそうだけど、観客に体験を届けようとしている。
・人はなぜ写真を撮るのか。それは自分の記憶の曖昧さを補うためではないのか。
誰が正しいのか?馬鹿正直に信じていると呆気に取られる展開が繰り広げられ、誰もが嘘しか言っていないように、、、主人公ですら!??
一つ一つの謎が、その都度に解決されて行くようで単に御都合主義的にも映るが、記憶を軸にある物語が全体を通して賢さで覆われて行く感じ?
まぁ、驚きなオチがあるのは確か、が、遅かれ早かれ捕まる訳で、でも、それすら憶えていない、復讐果たせず無念の思いだけが残るのか!?
頭の良いノーラン、D・フィンチャーのLOOKで観たかったような、G・ピアースが何となくB・ピットを意識している?髪型とか。
ノーランが撮りたかった、ノーランが撮った「セブン」のような本作、違うか!!?