リチャード・ジュエル
プロット
アメリカ
01月17日 2020 台灣上映
グッバイ、レーニン!
プロット
ドイツ
02月21日 2004 台灣上映
キスミー・グッバイ
プロット
アメリカ
10月05日 1985 台灣上映
グッバイ・ラバー
プロット
アメリカ
10月02日 1999 台灣上映
グッバイ、マザー
プロット
韓国
01月01日 1900 台灣上映
グッバイ、ドン・グリーズ!
プロット
日本
02月18日 2022 台灣上映
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グッバイ、リチャード!評論(18)
そこまでは、実によかったんだよ。ジョニー・デップらしい演技だったし、ブラックな笑いの中にも哲学的なセリフがあって、自分の過去のいろいろなことを思い出したり、今後のことを想像しながらストーリーを追っかける楽しみがあった。
しかも自分はリチャードと同じ一人娘を持つ父親だから、娘に対する気持ちもすごくわかる。
それにしてもこのエンディングは、ほんと残念。
ありがちな話だと思うんだけど、好き放題やるエピソードがいいのね。
そして演じるジョニー・デップがいちいちカッコいい。
開き直った教授がやることはまっとうで、本当は、余命宣告受けてなくたって、こうやりたいんだよね。色んなしがらみなんて忘れて。
でも、やれない。そこが人生の面白いところなんだろうな。
余命宣告を受けたリチャード教授の残り半年の人生の生き方、終い方には賛同できない人も多いと思う。自分自身が納得できるような終い方ができるかどうか。迫りくる「死」ときちんと向き合えるか。個人個人が解くべき問題で、絶対解などない。
彼の場合は、死を目前に家族や仕事の「束縛」から解放され、本当の「生きる自由」を手にする。
もし周りに早くから告白していたら、早々に入院させられ自由を「剥奪」されてしまったかもしれない。
それは彼が望むことではないし、他方、人によっては一日でも長く生きていたい人もいると思うので本作における彼の選択は「正解」というわけでは決してない。
必ずむかえる自分の「死」。日々の忙しさにかまけているためなのか、きちんと死と向き合おうとしない、いやあきらかに避けている。
この映画はそんな自分とあらためて会話するきっかけになるはず。
ややもすればウサンくさい、三流芝居の世界になりがちな話を、リアリティのあるシンプルな世界観をさらっと表現するJohnny Deppの力量にあらためて脱帽。
彼の最後の「不敵」な笑みには何が隠されていたのか。
予告で謳ってる通り、余命を宣告され余生をどう過ごすか…まぁこれが話しのメインストーリーであり特別それ以上の事もない。
ただこの余生の過ごし方をコミカルに、そして個性的な価値観のを持つリチャードをジョニーデップらしく演じ魅了してくれる作品。彼のファンならどこか見慣れている姿でもありながら、安心感もあって観賞できるのではないか。
ストーリー的にはよくある話で特段新鮮味もなければストーリー内容によって特別引き付けられる事もなかった。
ただやっぱりジョニーデップという役者のコミカルさやあのクドくて屁理屈な姿がすごく惹きつけられる。毎度真似たくなるような役者である…
作品の内容というよりかはジョニーデップを楽しむ為の作品として個人的にはそれなりに楽しませてもらった。
マリファナを食べるところと生徒にフ⚪︎⚪︎させるところは声が漏れて笑ってしまったかな。
近年は私生活でもトラブル続きでお得意様のディズニーとは少し距離があるようだが、やっぱりジョニーデップの作品をこれからも見続けたい。
トムクルーズやディカプリオ、ブラピなんかもそうだが、歳を重ねる事にさらに味が出て、名前だけで客が呼べるジョニーデップ。今後も期待したい。
自身の余命に葛藤を抱きながらも自己の集大成となる人生の美学を導き出し、それを最後まで貫く姿がとても素敵だったと思います。
また、自分の人生に深く携わってくれた人には、いかなる理由があっても最大限の敬意と優しさをもって接している姿にも、映画の主人公ながら非常に感銘を受けました。
大学教授になるぐらいまで勉強をこなして、周りの人間に忖度する事なく100%自分の意志を優先させるなんて事はなかなか出来ないかもしれませんが、少しでもそんな勇気が持てたらと思わせてくれた作品でした。
日頃からジョニーデップに特別な思い入れを持っているわけではありませんが、彼の演じるリチャードはとても良かったです。