ペット・ショップ・ボーイズ・ドリームワールド THE GREATEST HITS LIVE AT THE ROYAL ARENA COPENHAGEN
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01月31日 台灣上映
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02月02日 台灣上映
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01月26日 台灣上映
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男たちの挽歌 II評論(7)
何より最後に近づくに連れ、1を彷彿とさせる兄弟と義兄弟の仲。
そしてラスト間際の三人はめっちゃかっこいいです。
変な声出るぐらいかっこいい。
そして三人が乗り込むシーンや、ラスト待ち受けるシーンがかっこいい。
この映画は何も考えずかっこ良さと、義の厚さを楽しむのがいいですね。
最初ぼんやりしたイケメンだと思っていたチョウ・ユンファのキメ顔が名人芸の域に達しており、キメ顔される度に「きゃー!もっとやってー!」と思う。そして世界一二丁拳銃が似合う。
クライマックスの銃撃戦は死体の山っぷりが凄まじく、敵を殲滅させるのを超えて虐殺ではないかというレベルで圧倒された。
ストーリーは変だった。なんで囚人が脱獄してヤクザ組織に「稼がせてくれ」と加入できるのか、もうちょっと相手側のメリットも示して欲しいものだ。タクシー会社のおじさんも面倒見がよすぎる。優しさが顔から滲み過ぎている。
双子かよ??ww
でもそんな事はどーでもいい
ユンファが兄弟設定で出てきたから
挽歌シリーズ、ユンファは最高!!
無駄に(←ほめ言葉です)火薬が炸裂する銃弾戦、スクリーンを突き破る勢いで吹っ飛ぶ負傷者、二丁拳銃、ストップモーション、白地(服、壁、ランプシェード…)を染める鮮血…。ウー監督印は当然ながら満載。思わず何度も吹き出しそうになりました。
とはいえ何より収穫だったのは、あの北野武監督作「アウトレイジ」への影響を発見できたことです。特に、冷徹なスナイパーと、加瀬亮が演じた金庫番の相似形! 顔つきも体型も全く違うのに、加瀬亮が被ってかぶって…「アウトレイジ」を観ているかのような錯覚に陥ることがありました。(ちなみに、連れは「レスリーが桔平ちゃんに見えた!」そうです。)ギリギリまで削ぎ落としたセリフやシーン、腹黒オッサン群の幼稚さ、脂っこさ…も然り。改めて観直したくなります。
また、すでに四方田犬彦氏や野崎歓氏らが論じている点ですが、抜き差しならない濃密な男性同士の関係も強く感じました。部下の裏切りと娘の死で正気を失った男を看病する料理人チョウ・ユンファ。いきなり肉料理を振る舞い、ソーセージ(!)をぱくついて見せます。そして、悪戦苦闘の末に病んだ彼がかぶり付くのが生肉の塊! さらにオレンジの果実を分かち合い、オレンジは仲間の結成の場面でも再登場。うまいなあと思いました。加えて目についたのは、男同士の「お姫様ダッコ」の多用。いくら深傷を負っていたとしても、一般には肩に手を回して引きずったり、肩に担いでダッシュするように思うのですが…。彼らは迷わず、愛する仲間をお姫様ダッコ! 不思議な切なさを生んでいました。
やっぱり、香港映画はたまりません! あー、もっと観たい。スクリーンでガンガン観たい!
二作目はそうしたものから少し解放されて、もうすこし単純な復讐劇に仕立ててある。そしてアクションは、ニューヨークロケも含めてより洗練されている。階段落ちの2丁拳銃こそはジョン・ウーの拳銃アクションの到達点ではないだろうか。
そして、クライマックスの銃撃戦は一軒家を破壊しつくす大がかりなもの。セットやCGではない。住宅街の中の本物の家が銃撃と爆発でめちゃくちゃになっていく。自分が投げ入れた手りゅう弾の爆発力に驚くケンのセリフはおとぼけだが、現場にいたスタッフたちの感想もそうだったのではないだろうか。たぶん、こんなことリハーサルなんて出来ないだろうから一発撮りに違いないのだ。
一作目の人情味あふれる演出もいいのだが、二作目の明るく乾いた雰囲気も好きだ。