カサンドラ
プロット
オーストラリア
07月02日 1988 台灣上映
クロス・オーヴァー ワールドワイド・バスケットボール
プロット
アメリカ・ギリシャ・セルビア・イタリア・スペイン・フランス・南アフリカ・台湾合作
09月17日 2005 台灣上映
ビバ!ロンドン! ハイ・ホープス キングス・クロスの気楽な人々
プロット
イギリス
01月01日 1900 台灣上映
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カサンドラ・クロス評論(16)
あんまし意味ない気がするキャスティング
ジュネーブの世界保健機構本部をテロリストが襲うも失敗、一人が逃走。襲撃の際、感染力の強いウィルスに感染、列車に乗り込んでしまう…。
1970年代にブームになったパニック映画の一つ。1976の作品。
日本では1977年の洋画第3位のヒットとなった。
感染が広がっていくウィルスの恐怖、巻き込まれた人々の混乱…ウィルス・サスペンスとパニック映画を織り交ぜ、一粒で二度美味しい。
移動する列車内というまるで「オリエント急行殺人事件」のような密室劇が、さらにサスペンスを盛り上げる。
映画の中盤で感染したテロリストは確保されるが、時既に遅し、乗客に次々と感染し始める。
乗り合わせていた医師は感染を食い止めようとするが…。
…と、大方予想通りの展開だが、ここから物語は急変する。
ウィルスは秘密裏の代物。
米軍は収容所に列車を丸ごと隔離しようとするが、その為には老朽化したカサンドラ大橋を渡らなければならない。
事故に見せかけ、隠蔽しようとしていた…!
それに気付いた乗客たちは協力して必死に抵抗する。
ウィルスの感染を防ぐ為に立ち向かっていた乗客たちが、陰謀に立ち向かう事に。
一番恐ろしいのは、人の命を軽視する権力側。
感染した乗客たちに思わぬ変化が…?
そして遂に、列車はカサンドラ大橋に迫る…!
リチャード・ハリス、バート・ランカスター、ソフィア・ローレン、エヴァ・ガードナーら大スター共演。
若き日のマーティン・シーンも出演。
CGが無い時代。今こういう映画を作ったら見せ場のほとんどをCGで表現出来るが、CG無くとも面白い映画は作れる。
ツッコミ所もあるが、見応え充分のエンターテイメント。
総合:85点
ストーリー: 85
キャスト: 85
演出: 80
ビジュアル: 70
音楽: 65
災害に巻き込まれた人々を描く優秀作。人々の生命をかけた重大な決断を、限られた情報と時間のうちにくだすという重さがいい。決断を他人まかせにし政府の言うことをそのまま聞いているだけの人々には、このような危機を乗り越えられない。自分の力で情報を集め冷静かつ冷徹に決断するということの大切さがこの映画の鍵となる。政府の決断に逆らい彼らの送り込んだ兵士と撃ちあいをして彼らを殺すということは、相当の覚悟がいるし自分の分析にも責任を負うということである。
それは事件に巻き込まれた人々の決断だけでない。ここでは一方的な悪役であるが、他の部署の失態の尻拭いをして人類への感染を防ぐために感染した可能性のあるものを全員殺すことにした政府側の決断もまた、彼らなりの重大な決断であった。実際細菌が広がれば極めて深刻な事態になっていたのだから。
主人公たちは感染していなかった。また有効と思われる治療法もあった。だがもし自らもが感染し治療法もなかったとしたならば、主人公たちはどのような判断をしたのだろうかとふと疑問に思った。
高校生のとき、大画面でこのカタストロフを味わおうと映画館に行ったのだが、初日で満席。しょうがなく最後尾で立ち見・・・全然迫力がない!という悔しい記憶だけが残っている。その後、何度も地上波で放映されているのに、悔しくて見れなかったものだ・・・
アメリカが秘密裏に細菌研究していたため、ジュネーブ協定違反の発覚を恐れたマッケンジー大佐(ランカスター)が処理するというもの。乗客には高名な神経外科医、兵器産業の女、麻薬密売人、等々色んな人が乗っていた。前半では病人=犯人を見つけ、感染したらしい犬をヘリに乗せるところ。
子供や女性が最初に発病。やがて列車は止められ完全に閉じ込められる。ポーランド行きがわかった時点で、ユダヤ人のカプランじいちゃんが家族を殺されたことを思い出すのが痛々しい。
若き日のマーティ・シーン。登山家を装っていたけど、彼が麻薬密売人だった。髪型など風貌は山本圭みたい。
犬も治ったし、乗客も続々と病状が回復に向かっていた。酸素が特効薬!と明るい兆しが見え始めたが、無線が通じない。カサンドラクロスの危険性もマッケンジーの嘘によって通過せざるを得ない状況。乗客たちは列車を乗っ取ろうとするが、防護服をきた警備員が手強い。最後の手段は列車を真ん中で切り離すことだった。しかし銃撃戦。シーンも殺されるし、神父を装っていて実は刑事だったOJシンプソンも。そして、カプランじいさんはオープニングでジッポを売りつけようとしていた伏線が活かされ、うるうる・・・
何はともあれ、機密事項をすべて消し去ろうとしていたアメリカ軍の非情な行為。しっかり社会派要素を見せているが、半数が生存したわけだから大ニュースになるんだろうなぁ~
アメリカは肺ペスト血清をジュネーブで開発していたが、テロリストが乱入、制圧したものの肺ペストに感染した犯人が逃亡、国際列車に潜り込む。
アメリカ軍人としてバート・ランカスター、ドクターにイングリッド・チューリン。
列車に乗り合わせるのが、医者のリチャード・ハリス、その前妻で小説家がソフィア・ローレン、ドイツの武器製造会社社長夫人がエバ・ガードナーで、その愛人がマーティン・シーン。
ハリウッド製ではないので最後はちょっと辛口。