ディア・ドクター
プロット
日本
06月27日 2009 台灣上映
ディア・ウエンディ
プロット
デンマーク・ドイツ・フランス・イギリス合作
12月10日 2005 台灣上映
バウンティ・ハンター
プロット
アメリカ
07月20日 1990 台灣上映
ハンター(1980)
プロット
アメリカ
12月13日 1980 台灣上映
ヴァンパイア・ハンター
プロット
アメリカ
04月13日 2002 台灣上映
バウンティー・ハンター
プロット
アメリカ
07月10日 2010 台灣上映
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ディア・ハンター評論(20)
重たく辛いシーンも多いですが、古いと敬遠せずにぜひ見てほしいですね。
結婚式に始まり葬式で終わる
物語の場面は、以下のように変化する。つまり、町、山、ベトナムの連関構造である。
町(結婚式)、山、ベトナム、町、山、ベトナム、町
舞台となるのはアメリカ、ペンシルバニアの田舎町。町には製鉄所があり、主人公の男たちは皆、同じ職場の仲間だ。
男たちは仕事が終われば酒場に集う。町の近くには豊かな自然があり、週末には山で狩りを楽しむ。
そして彼らはロシア系移民だ(教会のシーンが登場するがロシア正教である)。贅沢ではないが、平穏な生活がそこにはある。
しかし、時代はベトナム戦争のさなか。町の暮らし、山での狩りは穏やかだが、上に書いた展開の通り、そこに入り込むベトナム戦争がすべてを狂わせる。
町から3人の男がベトナムに赴く。うち、1人は死に、1人は両足を失う。
冒頭から映し出される田舎町での暮らし。始めは結婚式のシーンが、その準備から式後のパーティまで、たっぷりと描かれる。
主人公マイケルはベトナムから生還する。彼が戻った町は、一見、今までと変わらないように見える。しかし、狩りの名人だった彼は鹿を仕留めることが出来ない。そう、すべては無残にも変わってしまった。友は死に、葬式のシーンで本作は幕を下ろす。
本作のヒロインであるメリル・ストリープ演じるリンダが「こんな人生のはずではなかった」と語るシーンには胸が締めつけられる。
仲間の葬式の後、誰彼ともなく歌うのはGod bless America。映画の中で、出演者たちが歌うシーンとしては「ベスト・フレンズ・ウェディング」でのI say a little prayerと匹敵する名場面だと思った。
ベトナムでのシークエンスでは、激しい戦争のシーンが描かれるわけではない。しかし、戦争の狂気を存分に描いていて、そこから、声を上げて逃げ出したいと思うほどだ。
派手な表現、声高なメッセージはここにはない。しかし、内臓にずしりと来るような重いものを残す。そういう映画である。
一緒に育ち、共に働き、鹿狩りをする。今だったらトランプを支持してそうな彼ら。アメリカは彼らをずっとないがしろにしてきたし、それはベトナム戦争のときも。トランプに投票した多くの地方の年配者もこの映画と同じような経験をしてきたのだろう。
戦争がなければ続いていたはずの彼らの青春、日常が失われた哀しみ。必ず連れて帰ってくれって言ってたもんね。
何度もホモフォビアなセリフが出てくるが彼らに漂うホモソーシャル、そして時にはセクシャルな視線に時代を感じる。リンダはマイクにとってニックの媒介でしかない。
長い結婚式のシーンは、フォークダンス!きっと子供の頃から踊ってきただろうダンスに共同体の強固さを感じる。余談だけどこういうのダサいって思ってロックとか生まれたんだなーと。
ロシアンルーレットが出てくると知って、怖いのであらかじめあらすじ読んでから鑑賞。残酷なのは全部外国人ってことになってるのはまあ、当時ではしょうがないのかな。
デニーロの軍服姿カッコいい。でもそれ普段着にするの?!アメリカでは軍人はすごく尊敬されるらしいが、それもまた彼らの哀しみを増すのだろう。
マイクはなんであんなに肝が座ってるのか。憧れる。
仕事終わりに疲れた体で見るには長過ぎました。
地元シーンでの、酒盛り&どんちゃん騒ぎも多くて見てて疲れました。
戦争云々よりロシアンルーレットの緊張感をみせる映画という感じが強かった。
若かりし日のメリル・ストリープが美しすぎ!
序盤の陽気な結婚式のシーンや鹿狩りのシーンが嘘ののように思えるほどの壮絶な中盤から終盤にかけての展開。テンションや明暗のギャップがありすぎてなんだかとてつもないものを見た気がします・・・。