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名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)評論(12)
推理する部分(ライフルを撃ったのは誰だ?)とか、宝探しゲームが単調でわかりやすいのが残念なところですが、根底にあるのは金儲けのためだけのトレジャーハンターとロマンを求めたかつてのトレジャーハンターとの比較が心に残ります。
アン・ボニーとメアリ・リードは実在の人物。映画でも『女海賊アン』(1951)があるので、いつかは観てみたいものですが、リメイクされるなんてことはないのでしょうか・・・晩年はバハマへ移ったらしいのですが、エンドロールの実写映像がバハマの美しい風景なのです。なんだかここが一番良かったりして・・・
〈2007年5月映画館にて〉
随分前に鑑賞済みですが、録画していたものを再鑑賞。
大きな欠点もないですが、面白みにも欠ける「可もなく不可もなく」といった作品に感じます。
おそらく、犯人役の力不足が原因なんだと思います。黒の組織や大規模爆破事件と戦うコナンにとって、今回の犯人達は小物感を強く感じます。
例えば、クライマックスでは蘭と園子の戦いをもっと厚く描くなどすれば、印象は少し変わったように思います。特に普通の女子高生の園子が頑張れば、それをとても良い印象になるのではないでしょうか?
「名探偵コナン」劇場版シリーズ第11作。
レンタルDVDで鑑賞。
南の島、謎の海底神殿、海賊の財宝…これだけの要素を揃えていて面白くないわけが無い! 脚本が柏原寛司なだけにセリフも味があるなぁ…(笑)
ミステリー要素は殆どありませんでしたが、その代わり「インディ・ジョーンズ」シリーズみたいな財宝を巡る謎解きが秀逸。実在の女海賊を絡め、壮大でロマンあるコード・ブレイキングが楽しめました。
蘭と園子の友情が素晴らしい…。お互いに背中を預け合える絆…たぎりました。そして、絶体絶命のピンチに駆け付けてくれたコナンくんのカッコ良さったら…(笑)