ウエヤ殺人事件
プロット
イギリス
01月01日 1900 台灣上映
ケンネル殺人事件
プロット
アメリカ
01月01日 1900 台灣上映
モンテカルロ殺人事件
プロット
アメリカ
04月16日 1994 台灣上映
ローラ殺人事件
プロット
アメリカ
07月01日 1947 台灣上映
ナイル殺人事件
プロット
アメリカ
02月25日 2022 台灣上映
ハリウッド的殺人事件
プロット
アメリカ
01月24日 2004 台灣上映
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タロットカード殺人事件評論(15)
また、老齢化したW・アレンの落ち着きのないべしゃりが、作品のcolorとmatchしていなかったように思う。
スカヨハとの微笑ましい掛け合いは、見ているだけで楽しかったけど。
まだ洗練されてないスカーレット ヨハンソンが新鮮。
所々面白く見せようとした結果テンポが悪いと感じるシーンが多く、いまひとつ盛り上がりに欠けます。
自分はウディ・アレン監督の中なら『マッチ・ポイント』が天才的な出来だったと思うのですが、ああいうシリアス全振りの作品が合ってるのかな?
こちらの作品は『マッチ・ポイント』のような丁寧な脚本・撮り方を全く感じられませんでした。
適当にミステリの台本を書いて、シリアスだけじゃつまらないから合間にコメディシーンを後から差し挟んでみました!って感じの雑な作り。
撮影の技術というか、映像の魅せ方で映画としてギリギリ成り立ってるなという感じです。
とはいえ、ミステリパートの謎の展開の仕方は王道でしっかりしており、ミステリファンではない自分の感想ではありますが、設定や話の展開に雑さは感じませんでした。
俳優の演技は、正直コメディ映画(のわざとらしい演技)があまり好きでないため評価に困るのですが、勿論見ていられないという程ではありません。
しかし、スカーレット・ヨハンソンは『マッチ・ポイント』であの演技力を見せつけた後の作品とはとても思えませんでした。ウディ・アレンのあのちょっとウザい感じも…演技?なのかな?(^^;
演技じゃなかったら申し訳なさしかないけど(笑)、あれが演技なら絶妙なウザさの表現上手すぎます。ただ個人的には、アレンの出てくるシーンがほぼコメディ=間延びしてるなと感じるシーンばかりのため、もしかして監督が自分が出たいがために無理やりシーン増やした??と疑ってしまいました。んなわけないか。
ヒュー・ジャックマンは好きでも嫌いでもない俳優ですが、良い味出してました。格好良い!イケメン!と言われれば、そうだね!と素直に思える流石の演技。本当に「こういうヤツ」に見えます。自分はほとんどウルヴァリンくらいしか彼の主演作を知らなくて(気付かずにどっかで見てるかもしれないけど…)、ヒーロー役やってるからキャーキャー言われてるのもあるのかな?とかちょっとだけ思っていましたが(ごめんね!)、やっぱり演技上手いんですね。今更ですね。ハイ。
アレンのショボオーラと、ジャックマンのバリバリのイケメンオーラの対比が面白すぎるので、アレンの演技を初めて見た自分はそれだけでも楽しめましたが、アレンの演技を見たことある人は「いつものアレね」って感じかもしれません。
舞台がイギリスだからか?イギリスらしい皮肉っぽい会話も結構あり、これはなかなか。皮肉っぽい会話が好きな人には、会話の端々でニヤリとできるかも。
ただ、自分にはアレンの演技と合わせてちょっとクドく感じる部分もあり、スプレンディーニの設定が殆どアレンそのままなので、映画の中でアレンの自己紹介を延々と聞いているような感じがして、余計にアレンが出しゃばってる雰囲気になっている気がしました。
「この言い回し面白いだろ?」「このシーン面白いだろ?」という押しつけがましさも感じてしまい…
先日、他の方のブログで「ウディ・アレンの映画は昔はそこそこ見てたが、何作も見ると『弱いボクを守ってくれる天使みたいな女性』というテーマの映画ばかりで最近は食傷気味」と書いている人がいて、ちょっと納得でした。過剰に自分を「被害者」として際立たせようとしている雰囲気は、この作品からも感じられます。特にアレンの事情に詳しくなくとも「自分は弱者なんだから!可哀想な被害者なんだから!」という圧力にも似た卑屈な態度が見て取れます。
調べたらウディ・アレンはユダヤ人とのことで、なるほどね。ユダヤ人の古くからの精神(ニーチェが言うにはルサンチマン)は調べればわかるとして、自分にはそのガンガン入れてくる皮肉がストーリーの中で浮いているものも沢山あり、そのせいでちょいちょいテンポが悪くなり苛々することが多かったです。その話、必要だったかな?と。
ヒュー・ジャックマンの気取った金持ち演技を見たい人にはお勧めしますが、映画としては特にお勧めできないかな。
何となく『アナと雪の女王』を思い浮かべたのは私だけかな?(^^;
あらすじ:
イギリス・ロンドン。タロットカード殺人事件と呼ばれる、ブルネットショートヘアの娼婦だけが殺される連続殺人が起きて話題になっている時、記者志望のアメリカの女子大生サンドラは、ロンドンに住む富豪の友人の家に遊びに来る。友人とスプレンディーニのマジックショーへ出かけた際、偶然選ばれた「中身が消える箱」マジックで箱に入ったサンドラは、敏腕記者ジョーの霊にタロットカード殺人事件のスクープを耳打ちされる。イケメン富豪で有名なピーター・ライマンが殺人鬼だ、証拠を集めて記事を書けと言われ、サンドラはスプレンディーニを巻き込みピーターの殺人の証拠を集めるためピーターに近付くが…
あらすじを読んでわかる通り、話のベースは一応サスペンス?ミステリ?です。ただ、殆どがコメディシーンで、犯人に関しては二転三転して「おや?」と思わせる部分は多少ありますが、コメディメインでミステリは二番手扱いな気がします。
見る前に少し調べただけでコメディ色が強いことはわかってはいたのですが、それでもここまでコメディに傾いているとは思っておらず、「あぁ~こういうのか…」とちょっと苦笑い気味に見ていました。
自分にはウディ・アレンの演技が合わなかったのもあり、次は前作みたいなもっと繊細な映画を期待します。
面白可笑しく観たのは覚えているのだけれど、他の映画とまとめてレビューを書いていたら、何も思い出せないや…
(我ながら酷い…)
すみません。
でも面白かったですよ。