《ファーストラヴ》第159回直木賞を受賞した島本理生の同名サスペンス小説を北川景子主演、堤幸彦監督のメガホンで映画化。父親を殺害した容疑で女子大生・聖山環菜が逮捕された。
彼女の「動機はそちらで見つけてください」という挑発的な言葉が世間を騒がせる中、事件を取材する公認心理師・真壁由紀は、夫・我聞の弟で弁護士の庵野迦葉とともに彼女の本当の動機を探るため、面会を重ねるが、二転三転する環菜の供述に翻弄されていた。
真実が歪められる中、由紀はどこか過去の自分と似た何かを感じ始めていた。由紀の過去を知る迦葉の存在、そして環菜の過去に触れたことをきっかけに、由紀は心の奥底に隠したはずの「ある記憶」と向き合うことになる。
由紀役を北川が演じるほか、迦葉役を中村倫也、環菜役を芳根京子、我聞役を窪塚洋介がそれぞれ演じる。
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プロット
アメリカ
02月02日 台灣上映
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プロット
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韓国
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ファーストラヴ評論(20)
「ファーストラヴ、、かあ。。考えたな。。」と。
特に心理系の勉強や職種に関わりがある人は興味深い内容かと思います。
一人の殺人を題材として、多方面の関係者が過去のトラウマ、そして後悔を苦いり、
そして乗り越えていく映画です。
観ながら、自分にも何等かのトラウマと後悔というものがあり、
「あー、あの時あーだったなあ」などと思い出させてくれます。
配役もいいですね。結構あっていると思いました。
ポイントポイントでやはりこの役はこの人で合っていると思うところ多しです。
ラブストーリーではありませんが、誰しも共感する部分が多いこの映画、
ぜひお勧めします。
女優二人の演技に感嘆!改めて、演技力の高さに圧倒された。
男や家族に虐げられた少女の犯罪。しかし、環菜の存在は、それだけではなく、男尊女卑の社会が生み出した「呪い」ともいうべきもののように思う。由紀父の件も環菜の過去も、「その程度のことで…」と当人の痛みを意に介さないヒトもいるのではないだろうか。だからこそ、環菜は真実を語らないし、由紀は真っ向から「呪い」に立ち向かうのだ。そこが胸を打つ。由紀のエピソードもすとーの横軸となり、作品に深みを与えていた。(支える夫の姿には、観てる女性としたらグッときたのでは)
主題歌挿入歌も、学生由紀(北川景子の表情よ!)にマッチしていて、雰囲気を盛り上げていた。
しかしながら、ミステリとして観たら一級品とは言えないかなぁ。芳根京子ちゃんの怪演はよかったけど、環菜が負った傷が、証言を翻したり激昂して暴れたりする理由と完全に結びついているかというと…。説得力としてはどうなのかなぁ。見方がひねくれているけど、ミステリ好きとしては、個人的に評価を下げざるを得ない…。
父親を包丁で刺殺した容疑で逮捕、勾留され裁判を控える女子大生・環菜役に芳根京子。環菜を取材し執筆する仕事を依頼された公認心理師(2019年に始まった国家資格で、原作の臨床心理士から変更された)由紀役に北川景子。環菜の母だが検察側の証人に立つ昭菜役に木村佳乃。テレビでもお馴染みの高好感度の人気女優たち3人による、テレビではまず見られない感情むき出しの鬼気迫る表情に引き込まれる。とりわけ芳根の感情表現の振り幅が圧巻で、環菜の心の闇の奥深さや終盤の法廷での“変化”を見事に演じ切っていた。
島本理生による原作小説は2016~2018年に連載されたが、昨今のMeToo運動に通じる問題提起も重い。啓発効果が期待され、特に男性は真摯に受け止めなければならない。
過剰さを排除した演出に共感。作り手のエゴに左右されず真っ直ぐ作品のテーマに向き合えた気がします。
殺人事件の加害者とされる人は100%その人が悪いのでしょうか?
ニュースで切り取られた一部分だけで安易に加害者を非難することはよくあります。その背景も知らず。本作は父親を殺した娘の動機を探る話しですが、とても納得出来たし救われました。
子供は親や幼少期の環境を選ぶことが出来ません。親から愛されて育つ子もいれば、愛を知ることなく居場所を見つけることが出来ないまま歳を重ねる子もいます。
父親を殺害したことによって娘は初めて本当の愛を知ることになります。彼女を本当に救おうとする臨床心理士の女性によって。
愛は親だけから享受するものではない。
堤幸彦監督は『SPEC』に代表されるやり過ぎ演出も魅力ですが、前作『望み』でも感じた作品のテーマに寄り添い過剰さを排除した演出も素晴らしく魅力的です。
この難しい人格『聖山環菜』を振り切った演技で見てる人を魅了するのは素晴らしいの一言
環菜役を芳根京子さんにオファーしてくれた事に感謝👏