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ねらわれた学園 THE MESSIAH FROM THE FUTURE プロット 日本 03月08日 1997 台灣上映
われら女性 プロット イタリア 07月24日 1954 台灣上映
狙われた娘 プロット 日本 12月17日 1957 台灣上映
呪われたジェシカ プロット アメリカ 07月26日 1972 台灣上映
呪われた森 プロット アメリカ 09月11日 1982 台灣上映
呪われたランプ プロット アメリカ 11月21日 1987 台灣上映
ねらわれた学園(1981)評論(14)
原作は、何故か読んだことあるのだが、読者層を意識してか、こちらも似たような出来ばえだったような記憶がある。転校生はもちろんナチスを具象化してあるのだが、社会派ものを目指すのならばもっとこのポイントに力を入れるべきなのに、制作者側の意図なのか、SFやアイドルを中心にしてしまったのだろう。ま、当時の宣伝の仕方を思い起こしても、アイドル映画に他ならなかったような
謹んで御冥福をお祈り致します
先生は日本SFの黎明期の一角を占められ、60年代後半から70年代前半においてはジュブナイルSFの傑作を多数発表され、その多くはNHKの少年ドラマシリーズの原作として取り上げられています
その作品の影響力は凄まじく、本作もまたその系譜に連なります
語られてはいませんが、オタク第一世代の人々は皆その影響下にあるのは明らかなのです
小学校、中学校の夕方の図書室
その匂いの記憶とともに感性の根っこの部分に染み通っているものなのです
本作はその代表作と言えるでしょう
瑞々しい思春期の空想と無敵感とアイドルの大人への背伸びと微かなエロティックに、コミカルとポップの衣をまとわせています
バブルに向かって立ち上がっていく高揚感も背景の新宿西口の高層ビル群によって表現なされています
時代の空気をものの見事にフィルムの中に閉じ込めてあります
大林宣彦監督が本作のあと立て続けに名作を発表し、薬師丸ひろ子がアイドルのスーパースターに駆け上がったのも当然のことだと思います
彼の腹に描かれた巨大な目玉は、一体何のモチーフだったのだろうか?😔
題名だけは知っていて、大林監督作品ということで以前から気にはなっていた映画。しかしこれほどにまでくだらない作品を久しぶりに観た。子供騙しの物語、科白棒読みで素人の様な演技、おもちゃのような特殊効果の映像、よくぞこんなものが公開されたものだ。角川映画の度胸に感心する。数々の名作を作った大林監督は大好きだが、それにしてもこれは質が低い。もしこれが最初に観た大林監督作品だったとしたら、彼の能力を大いに見誤って彼のその他の作品を観るのをためらったかもしれない。セーラー服に身を包むちょっと垢抜けない若き初々しい薬師丸ひろ子が出ている以外はこれといって観る価値はない。
とてもいい点数はつけられないが、それなのに観終わって不快感はあまりなかった。あまりにくだらなすぎて、この時代はこんな低質な作品が受けてたのかなと、失笑込みで逆に興味をひかれた。