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ポルノスター評論(2)
千原浩二は役者としても優れた存在感を醸し出し、夜中にやっていた頃の"すべらない話"までは良かった、あっという間に全国区に、、、好きなバンドが売れて皆が知りツマらん曲しか出さなくなり、そんな存在に近い芸人かも。
山本政志監督作「ジャンクフード」で、イヤ、事前情報はあった鬼丸って度肝を抜く威圧感に十代だった自分はイチコロで興味津々。
モデル時代から現役で大好きなKEEこと渋川清彦、今やっと時代が彼に追いついた訳なのは確定で、デ・ニーロの若い頃の作品を観ると笑顔や表情がKEEに似ていると感じる今日この頃。
実生活でリアルに悪い方向に突き進んだ感もある豊田監督の役者選びのセンスが功を奏し、演技が上手いとは言えないジュニアや鬼丸とKEEって異端な存在を、そんなスタンスは今も変わらない豊田利晃が嫌いになれない。
粗い脚本、不親切すぎる演出、荒いメインキャストの演技を、杉本哲太や麿赤兒ってクセのある役者が包み込む存在感に意味分からない広田レオナ。
なんでこのタイトルなのかポルノ関係ないし、映画全体のテーマも不明。「お前はいらん」と言ってヤクザをいきなりぶち殺す何考えてるのかわからない若者を千原ジュニアが演。ヤクの取引相手に銃ぶっ放す場面あるものの基本ナイフ。セリフ少なくてヤクザが嫌いなことしかわからない。「お前は俺のナンや」みたいなセリフあるけどわからん。何でつるんでんのかも、何故殺されないで活動してるのかもわからない。
★5pussycatもカッコイイだけでよくわからない、すぐ死んだ。みんなをぶっ刺して、斬られて瀕死で歩いて、少年ヤクザに囲まれて終わり。
撮り方は良いけど話のほうがざっくりし過ぎ。
雰囲気あったので脚本の方をちゃんとして欲しかった。千原ジュニアの目がヤバかったという感想。オルタナティブロック。