ウエヤ殺人事件
プロット
イギリス
01月01日 1900 台灣上映
タロットカード殺人事件
プロット
イギリス
10月27日 2007 台灣上映
ケンネル殺人事件
プロット
アメリカ
01月01日 1900 台灣上映
モンテカルロ殺人事件
プロット
アメリカ
04月16日 1994 台灣上映
ローラ殺人事件
プロット
アメリカ
07月01日 1947 台灣上映
ナイル殺人事件
プロット
アメリカ
02月25日 2022 台灣上映
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本陣殺人事件評論(3)
で、以後このタイトルの事件で磯川警部としりあい、岡山の事件になるとたまに磯川警部はよくでてくる。この辺はきちんと原作通りやってるね。
問題なのは金田一耕助というどういう人物として描くかなんだよね。
一番は、やっぱり石坂孝二だと思う。基本的に金田一小説は、金田一がいるのにどんどん人が殺されw、ようやくわかって、事件のトリックを話し始める。そんな感じ。だから喋りが上手い人じゃないとしっくりいかない。
二番は意外ですが渥美清。初版「八つ墓村」では、実は主人公にはなってない。
箇所箇所に登場して、最後でようやく推理を終らせる。その形はいっしょだが、口上がたつとでもいえばいいのですかね?落ち着いた感じで話すから聞いてるほうもなるほどなぁと思ってしまう・
三番は古谷一行でしょう。ただ彼はドラマ版の存在だけなので・・・しかしただ一本だけ映画に登場する。大林宣彦の「金田一耕助の冒険」。
劇中劇に世界のミフネが登場するけど、これはもう異色作です。
あとは映画であれば西田敏行の「悪魔がきたりて笛を吹く」がありますけど。片岡千恵蔵とか高倉健とかは未見なのでなんとも(そもそもDVD化されているかも不明)
鹿賀丈史の「悪霊島」も結構面白いが、主題歌にビートルズ使っているので、版権の関係で発売するのは無理でしょう(詳しくわからないけど、もし売られているなら曲は差し替えていると思う)。豊川悦司は深みがないし、この人基本的に棒読みぽっぽいから・・・
テレビ版だといろんな人がいますね。最近では稲垣メンバーですか?演技が下手だから面白くないのよね(ファンの人、失礼)
っていうかそんな話はどうでもいいんだ
ま、初めて金田一耕助が世に出た作品なんだけど、あまり確立されてなかったのか、トリックがあまり大したことないんだよね。っていうかトリックありきの話で、人物相関図とかはあんまり関係ない(その辺が面倒になったのは石坂版の「犬神家の一族」なんだが。
だから問題は金田一耕助がそれをどう暴くか?それだけ。
まぁ実際昔、読んだから。
んでこの映画の話をすると、中尾彬のファッション性はこっちにおいといて、「こんな撮り方じゃ金田一耕助の存在ってなに?」って疑問に思うんですよね。
トリックはすべて回想シーンで終ってる。それは金田一が喋っているのではなくて、映像で再現しているわけだから語る必要はないわけだ。
じゃぁ意味ねぇじゃん、っておもうわけ。
あえていえば、アート・シアター・ギルド(略してATG)が作ったらこうなったってな感じ。
市川昆のは若干ホラー的要素はあるけどそれになれれば問題ない。でもこれはなんか妙にシュールすぎて、あんまりいい気分じゃないわな。まぁそこがATGの底力みたいなもんかもしらんが。
片岡鶴太郎のドラマ版みたほうが面白いかもしれない。
時代背景も微妙だしね。
あえていえば婚前交渉は慎重に・・・ってことですかね
自宅(CS放送)にて鑑賞。時代設定を製作当時の'70年代に置き換え、原作者横溝正史も気に入ったと云う中尾彬による“金田一耕助”物。旧家の陰湿で不気味な雰囲気が出ており、オープニングを始め、時折登場する水飛沫と水車の回転音が効果的に使われている。朱系に代表される全篇の色遣いも印象的。ラストカットの思わせ振りな緑の涙も佳い。ただ尺に対する謎解きのタイミングやボリュームバランスがやや悪く、あの大林宣彦による音楽にも違和感を憶える。最大の見せ場となるトリックもじっくりと魅せて欲しかった。60/100点。
・ともすればコジンマリしそうな密室ミステリーとじっとりとしたATGによるテイストが巧くマッチし、ロケ地と思われる京都も物語と相性が佳かったと思う。
・チック症の“一柳良介”役、伴勇太郎が端役乍ら印象に残った。時として紫色のサングラスを掛け、Gパン姿の“金田一耕助”──現在と随分印象が違い、アクティブでスラスラと流暢な科白廻しの演者中尾彬も一見の価値有り。
・鑑賞日:2014年2月16日(日)