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一日だけの淑女 プロット アメリカ 01月01日 1900 台灣上映
女の都 プロット イタリア・フランス合作 12月19日 1981 台灣上映
傷だらけのキャデラック プロット アメリカ 10月13日 1989 台灣上映
けだもの組合 プロット アメリカ 01月01日 1900 台灣上映
傷だらけの挽歌 プロット アメリカ 01月01日 1900 台灣上映
恋するけだもの プロット 日本 12月04日 2020 台灣上映
女だけの都評論(2)
やっぱり「女は強い」。男は女なしでは生きられないけど、女は男なしでも十分生きていける。生活に対する知恵が働くし、身の周りの世話がキチンとできるからだ。ウーマンリブ映画だが、この作品の面白いのは舞台が中世の所。まだまだ女性に対する差別が激しいこの時代だからこそ、女性が威張り散らすだけで脳の無い男性をやりこめるところが爽快だ。さらに、公開当時ではきっとまだタブーとされているであろう、女性の性意識もあっけらかんと描かれていてニヤリとさせられる(部屋ごとの男と関係を持っちゃう宿屋の女将とか)。興味深いのは、男性と女性の結婚観の違い。特に中世では娘の結婚は父親の意見に左右される。欲深い父親が、娘の好みとは真逆のとんでもないイヤな男と無理やり政略結婚させるこの時代でも、恋する乙女の心は変わらない。貧しくても愛する人と結婚したいのだ。そしてそんな娘の気持ちを誰よりも解ってくれるのは同じ女である母親。何人もの子供を育て上げ、横暴な夫に従えて来た母親達は、攻めてきたスペイン兵を手なずけ、平和をもたらし、愛し合う者たちを無事結婚させてやる。このバイタリティー、本当に女は強いのだ。素晴らしい女性賛歌であるとともに、上質なコメディーの秀作。
祭りの準備に忙しい様は正にブリューゲルやヒエロニムス・ボスの絵のままが映像で再現されており感激した
撮影年代的に白黒しか仕方ないのだが、カラーで観たかったと思う
登場人物には、ブリューゲルと言う名の画家まで登場する
昨年、ブリューゲル展を観て、ブリューゲル父子のみならず、ヒエロニムス・ボスの代表作も含めフランドル地方の絵画や歴史の知見を得たばかりであったので余計に嬉しくなった
映画自体も面白く退屈せず観れた
主演の女優の演技もまた素晴らしい
ラストシーンの表情は余韻が残るほど