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心の旅路 プロット アメリカ 07月01日 1947 台灣上映
フェリシアの旅 プロット イギリス・カナダ合作 03月18日 2000 台灣上映
サリヴァンの旅 プロット アメリカ 06月04日 1994 台灣上映
3653の旅 プロット 日本 08月13日 2022 台灣上映
冬の旅 プロット フランス 11月05日 2022 台灣上映
嘘の心 プロット フランス 01月22日 2000 台灣上映
心の旅評論(10)
題名にひかれて観てみた。興味深いストーリーだった。
この主人公のように、わたしたちは自分を疲れさせる色んな雑多なものをいつの間にか背負ってしまい、切り離せないでいる。
でも、何かを機会に物の見方が変わると、人生を大きく変えることができるかもしれない。
そんな機会は絶対来ないとは言い切れないし、自分でその機会を作ることもできるかもしれない…
そんな事を考えさせてくれた。そういう点でこの映画は記憶に残りそう。
残念なのは、終盤に行くにつれ、米映画でよくみる「正義は勝つ」的なパフォーマンスぽい短絡的な場面が増えてきて、非現実感を感じさせたところ。
例えば私立学校の校長の講話の真最中に、娘を迎えに犬まで連れてドカドカと入っていき、さっと連れ去る場面など。
いくらスカッとするからといっても、非現実的なカッコつけた場面が安易に挿入されると、一気に映画が安っぽくなってしまう。
惜しい映画でした。 前半は、 けがをした人が リハビリテーションで健康な状態を取り戻すまでの心温まる話でした。 しかし、 終盤になると急にセックスや愛憎のもつれなど、 意味不明な超展開に発展していきます。 急にテンポも落ち、 退屈な展開に成り下がります。 なぜ最後まで [家族と愛情を深める物語] で統一しなかったのかと残念に おもいました。
ラスト シーンでは、 父親が娘を寄宿制の学校から連れ去ります。 父親は [今まで 11年も娘に孤独にしていたので一緒にいたい] と言います。 そして寄宿学校の先生は [良いことに気づきました] と賞賛します。 これは不自然すぎます。 寄宿生の学校とは、 子供が独り立ちするための貴重な体験を得る場所です。 少なくとも、 そこの先生が寄宿学校の制度自体を全否定する事自体、 絶対にありえません。 父親の行為自体も子供の成長を阻害するだけの醜悪な行為です。 ラスト シーンまでの [子供の自立を助ける] という教育方針も全否定しており、 全く理解できませんでした。 ラスト シーンの少し前に、 父親が娘に [私も最初、 怖かったけど、 すぐに ほかの皆も怖かったことを知って安心したんだ] と嘘をいって娘を安心させました。 あの時の父親の信念は、 どこに消え去ったのでしょうか?
本当は知識やスキルや言語も忘れちゃうから大変なんです。
是観て性格変わったという考え方もあるけど生きていくためのぎりぎりのチャレンジなんです。
それで誰が大切な人かもわかるし。
生きることに悩んでいる人は必ず観るべし。
いままでは家庭も顧みず性格も最悪だった主人公だがなにもかも忘れてしまった事で大切な事に気づいていく感動ストーリー。