凶悪犯たちにハイジャックされた囚人犯専用の護送機で、孤立無援の戦いを挑む男の活躍を描いた航空パニック・アクション。特異なシチュエーションとキャラクターが織りなすストーリーとアクションのおもしろさ、爆破シーンの迫力が見どころ。監督は音楽ビデオやCMの演出家として活躍し、これが初の劇場用長編となるサイモン・ウェスト。脚本は「デンバーに死す時」「ビューティフル・ガールズ」のスコット・ローゼンバーグのオリジナル。製作は「ザ・ロック」のジェリー・ブラッカイマー、音楽は「スピード2」のマーク・マンチーナと「グリマーマン」のトレヴァー・ラビンの共同。主演は「ザ・ロック」のニコラス・ケイジ、「訣別の街」のジョン・キューザック、「狼たちの街」のジョン・マルコヴィッチ。共演は新星モニカ・ポッター、「トゥリーズ・ラウンジ」のスティーヴ・ブシェミ、「素顔のままで」のヴィング・レイムズ、「キルトに綴る愛」のミケルティ・ウィリアムソン、「悪魔たち、天使たち」のレイチェル・ティコティン、「ウェールズの山」のコーム・ミーニーほか。
コン・エアー評論(20)
レビュアーのアキ爺さんと、ニコケイの髪事情についてお話ししていたとき、「『コン・エアー』のニコケイがふさふさですよ」と教えていただきました。
ハゲキャンペーンを行っている身としては(対象はステイサムですけど)、チェックせねばなりませんね。
しかし開始1分、登場したニコケイはいつもの、、、その、なんていうか、、、🤔
でも安心してください。生えてますよ。
開始6分頃から、ふさふさしだして、そのままふさふさです。
そして、『24』ヲタの私、シーズン3で視聴者の涙を奪っていった男の中の男ガエル(ジェス・ボレッゴさん)の出演に驚き!あんないい人だったのに、この映画では囚人役ですが。
そしてそして、ジョン・マルコヴィッチが安定の怖い・きもい・不気味(褒めてます)で安心しました。あ、はげてた、、、。
スティーブ・ブシェミさんも安定変人(褒めてます)で安心しました。最凶の殺人鬼という設定なのにかなり脇役だったから、もっと気持ち悪くていいくらい。
展開としては、吉本新喜劇。これがいい。
一刻を争うピンチなのにセリフ&どや顔、かっこつけた捨て台詞、Cy.....ヨナラ(これ「俺の名前呼んだら、サヨナラって言うんだ」って決めてたやつ!)、主人公補正アリアリ、などなど。
最後はドンパチ花火もドッカーン。
ラストはちゃんと仲良く。そのバックグラウンドで流れるバラードがまた午後ロード感出てて、いい。
勝手に通販のCMが脳内再生されるくらい、浸った。
ラストシーンは泣いたよ。
キャラは皆立っているし、演出もお見事。派手な映像が目立つワイルドスピードシリーズにはない魅力が本作にはある。