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03月13日 1993 台灣上映
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日本
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女はみんな生きている評論(5)
ストーリーは、夫と息子に家政婦のように扱われている主婦エレーヌが、罪悪感と夫への反発から娼婦の女性を介抱しようとしたことから始まる。
介抱することを決めたことでエレーヌのなかに芽生えた感情から、徐々に自分の意見言い、行動をはじめる。それに戸惑う夫と息子。
娼婦Noemieを助けるうちに、エレーヌはすっかり自尊心を取り戻し、Noemieも体力が回復すると応酬を開始する。
ついには、二人とも望みのものを手中にする。
いいでしょう、おもしろそうでしょう。男どもをギャフンといわせる痛快でおもしろい映画ですよ。
はじまってすぐ、激しい暴力シーンがあります。
ちょっと、ぼんやりした感じはありました。
日常生活と社会の裏側の犯罪組織が非常に地続きな感じが、現実離れせずに自然なものとして描かれていて、恐ろしくなる。うっかり道を誤るとそっち側に入り込んでしまって出られなくなりそうだ。
主人公のおばさんがとても勇敢で、被害者の女の子も聡明で気持ちがよかった。
あまり、こう言う作品に関しては、ストーリー展開を記載してしまうと詰まらなくなるので、敢えて何も書かないけれど、ハリウッドでは出来ない面白さが、絶対にフランス映画には有るって実感するタイプのサスペンス・コメディーとでも言ったら良いのかな~?
ヒロインエレーヌを演じるのは、カトリーヌ・フロは、セザール主演女優賞を受賞しているそうだが、私はフランス映画に造詣が深く無いので、彼女の事は良く知らなかったが、このカトリーヌが演じるエレーヌの心と行動が徐々に変化して行くその過程を彼女は地味だが素晴らしい芝居で見せてくれるのだ。夫と共働きをしながら日々生活を送っているエレーヌは、何か日常にモヤモヤとした不満を抱えて生きているが、ある事件を契機に、自分の生きて来た人生のボタンの掛け違いをハッキリと認識し、修復し始めるのだ。
そして、その事件のきっかけとなる、ノエミを演じているは、ラシダ・ブラクニだが、このアルジェリア人娼婦を演じる彼女がまた、魅力的で良いのだ!
絶対ありえないと思える状況でも有るのだが、しかし世のダークサイドはひょっとするとこんな展開が起きているのかも知れないと、ギリギリのところで、観客の興味を引っ張り続ける彼女の存在感は、今年ヒットしている「ドラゴン・タトゥーの女」のルーニー・マーラが圧倒的な存在感で、物語を引っ張って行くのに似ている。
この映画のタイトル「女はみんな生きている」は、凄く意味深で、興味深い物がある。
世の女性とは、こういつも、いつも自己の変化を目指して生きているのだろうか?と本当に考えさせられてしまった。
そしてもし、女はみんな生きていると言う事なら、一体男はみんな、どうしているのだろうか?
女性から見える男性感、あるべき理想の男性像とはどんなのんじゃ?と逆説的ではあるが、問いかけられている様でも有り、男と女の違い、マインドのずれが、コミカルに描かれていて痛快だ。
やっぱり映画は、こうでなきゃねって!思えるのだな~巨額の製作費をかけて、凝ったCGや、派手なアクションの連続が無くても、人間の奥深い心理がシッカリと画面に溢れて来る映画は、粋でカッコイイのだ。普通のおばさんエレーヌをカトリーヌ・フロが演じると、凄く恰好良く魅力ある女へと変化していくから、これも映画のマジックの1つだ。
何となく、変化に乏しい毎日に退屈して来て、気分転換をしてみたくなったなら、是非この映画を観て欲しい!
きっとあなたもこの映画のラストには、共感してもらえると思うのだ!
GWも真近で、家でマッタリDVD三昧と言う貴方にも当然お薦めの1本です!
映画観賞後あなたは、世の男を何と形容するのだろう?「男はみんな○○○いる」?
そんな大作!というわけでもないですが 何年か経ったあとまた観たくなる、それからまた数年後また観たくなる、そういう作品が誰にでもあるかなと思います。 自分にとってはこれはそんな作品のひとつです。