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まむしの兄弟 プロット 日本 11月22日 1997 台灣上映
波の数だけ抱きしめて プロット 日本 08月31日 1991 台灣上映
はだしのゲン プロット 日本 01月01日 1900 台灣上映
愛の渇き プロット 日本 02月18日 1967 台灣上映
吐きだめのヒーロー プロット アメリカ 12月05日 1987 台灣上映
きみの友だち プロット 日本 07月26日 2008 台灣上映
愛のむきだし評論(20)
主人公の父親との苦悩、なぜか途中から盗撮をはじめる。なんじゃそりゃあ。
見ていて、痛々しい感じしかしなくて見るの断念。
評価は高い映画なのに私は前半で耐えられませんでした。
本気のマジの
ひとりひとりを
むきだしにしようとしてくれる
園子温の渾身作
観たことの無い、どこにもない、そんな感じ。
映画ファンなら必ず観るべし。
序盤、タイトルバックまではユウの物語で後ろで流れるボレロが印象的で良かったです。
奇跡が起きてからのタイトルバック後はコイケ、ヨーコの物語へと続き、このまま人物紹介的に進むのかと思ったら、そこからは普通の進み方でした。
性と聖の狭間で揺れるユウの姿は思春期そのものといった感じでどこか共感が持てます。
どの登場人物も最大級にクセが強く、体当たりの演技が本当に素晴らしかったです。
特に、安藤サクラさん演じるコイケはインパクトが強烈で、板尾創路さんのアレをへし折り、ちょんぎるシーンは彼女にしかできない狂気が見られたように思います。
ヨーコ役の満島ひかりさんもアクションなどがめちゃくちゃかっこいいいなかで、時折現れる乙女な部分が非常に可愛らしかったです。
エログロ要素かなり強めですが、何故か爽快感を覚えてしまうほどで、それなりに観やすく、長かったものの途中で飽きることはありませんでした。
実話と聞いて信じられなかったので調べてみると、新興宗教にはまった妹を助けるというところが実話で、そこに園子温監督が様々な要素を付け加えてできたようです。
監督自身、新興宗教に入信してみたとかみないとか…
とにかく237分間ずっと衝撃の連続で爽快に物語が進んでいき、本当の愛とは何か、「沈黙 サイレンス」でもそうだったように、信仰とは何かについて考えさせられるとても良い作品だったと思います。
1作品の中に考える事が山積みで、結局内容きちんと頭に入ってないかもしれない。だけど観終わったあとの圧倒された感じ。うわぁなんか凄いもん観たなって感じ。あっという間に過ぎ去った。