クロッシング・ガード
プロット
アメリカ
01月01日 1900 台灣上映
ミラーズ・クロッシング
プロット
アメリカ
06月01日 1991 台灣上映
ミッドナイト・クロッシング
プロット
アメリカ
03月24日 1989 台灣上映
アイズ(2008)
プロット
アメリカ
11月01日 2008 台灣上映
ブロークン(2008)
プロット
イギリス・フランス合作
11月15日 2008 台灣上映
アナーキー(2008)
プロット
日本
12月20日 2008 台灣上映
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クロッシング(2008)評論(11)
実際の脱北経路で撮影したり、スタッフにも30人余りの脱北経験者が参加しているだけあり、北朝鮮の町や脱北シーンなど、凄くリアルに描かれている。
北朝鮮の現状 今もこんなになっているのか?と目を疑いたくなる昭和初期 戦後の様な貧困さ。
最後まで辛く、悲しく、絶望的な状況。生きる為に国境を越える。
家族の絆や家族を思う気持ち。友達を思う気持ち。食べ物、住居、仕事、医療機関、今も拉致されてる人の事・・・・様々な事を考えさせられました。
時折降る雨。夕焼け。自転車のシーンも素敵で・・・切ないて苦しくて、もどかしくて、沢山泣いてしまいました!
友達にもお勧めしたい。
中国経由で第3国まで行き、平穏な生活をおくれるのはごくごく少数で、それは戦争に行き、無事に帰国するくらいの確率なんだろうなーと思いながら見ていた。
情報が統制されていて、しかもひっそりと暮らしていかないといけない状況下では、選択を迫られた時、迷っている暇はない。しかも、そのどちらかは悲惨な結末が待っている。
モンゴルで待つ父親の気持ちは張り裂けそうなのが痛いほど伝わってくる。
結末は待機するホテルで再開だと思ったのに・・・。
その後の父親が知りたい。
北朝鮮に隣接する国境の位置関係をあらかじめ確認しとくと内容が頭に入りやすいかも。
主人公の妻が重い病気にかかる。とは言え、日本や隣国の韓国ならば薬で治癒できるものと聞いた夫は、脱北して薬を求めようとする。それを追って一人息子が脱北を試みるのだが、その子どもの脱北する姿の悲惨さは、あまりに切ない。
これまでも、「イン・ディス・ワールド」や「霧の中の風景」など、国から逃亡する子どもたちの姿を描いた作品は何本かあったが、この作品が他と大きく違うのは、自分の力でしか生きられない、逃げることもできない、そして故郷に思いを残していることだ。つまり、夢があって国を捨てて脱北を試みているわけではなく、自分の力で生きなければならない、という切羽詰ったものを抱えている、どうしようもない悲劇を背負っている。そんな一途な思いの子どもに対して、収容所で痛めつけるシーンだけは、政治的なものを感じ、切なさが胸に染みた(実際に子どもの収容所が北朝鮮にあるのかどうかは、わからない)。
この作品の中で、一人息子が雨が好き、というシーンが何回が出てくる。雨は、我々都会に暮らす者には嫌なものだが、本来は作物にとって恵みの雨と言われる。一人息子にとって、雨は人を優しく包み込む天国からのプレゼント、恵みと幸せをもたらしてくれるものだった。雨だけが心の幸せと思う人たちが、日本からそう遠くない国にたくさん暮らしている、ということに我々はどのように向かい会うべきなのか、と考えさせるだけでも、この作品の公開はとても意味深いものがあると思う。
一見地味な映画ですが、こんなに衝撃的な映画はみたことがありません。
この映画は絶対にみてください。