エレクション 死の報復
プロット
香港
01月26日 台灣上映
神さま待って!お花が咲くから
プロット
日本
02月02日 台灣上映
ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人
プロット
フランス
02月02日 台灣上映
コット、はじまりの夏
プロット
アイルランド
01月26日 台灣上映
白日青春 生きてこそ
プロット
香港・シンガポール合作
01月26日 台灣上映
マイセルフ
プロット
アメリカ
02月02日 台灣上映
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サイドウェイズ評論(20)
生瀬さんが自由人で
チャラ男。
小日向さんは大人しく
て真面目で俄が強い。
そんなおじさん二人が旅を
するのだから、ぐでんぐ
でんです(笑)
生瀬さんは挙式一週間
前なのに浮気をして、
いろんな妄想の世界に
逃避行(笑)
マリッジブルーか⁈
小日向さんは昔、好き
だった女性と喧嘩した
り仲直りしたり…
ドタバタでしたが
なんとなく収まる
ました(≧∇≦)
どんな経緯でそうなったのか、
アカデミー賞にも絡んだハリウッド作“サイドウェイ”をリメイク。
そのウリ文句が実写邦画歴代NO.1の“踊る”を手がけたフジと、
洋画歴代NO.1の“タイタニック”を手がけた20世紀フォックスが製作!
というのがフジテレビらしい。
同じ様にリメイクされた“ヘブンズ・ドア”を試写会で観た時は、
それなりに笑えて楽しめたんだけど、
その後に“ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア”を観て、
元ネタの良さを殺していたんだなと思ったが、
今回は先に“サイドウェイ”を予習してからの鑑賞。
何故に英語の字幕が残っているのかとか、
何故に亀山千広は声の出演をするのかとか思ってしまうが、
それでも、海外ロケで海外スタッフということがよかったのか、
元ネタとは違って少しコメディ色を強めた、
傑作とは思わないが、ほどほどに笑えて、楽しめる作品にはなっていた。
また元ネタのテイストを変えてしまってるとも言えますが・・・。
4人の基本設定は小説が脚本になってたり、売れない役者が、
子供から大人まで気が付くような
人気のあったキャラを演じていた事になっていて、
その“キャプテン・ニンジャ”ネタで何度も笑いをとったり、
イケイケだったのがキュートな女性像になってたり、当然微妙に違うし、
何よりも鈴木京香が小日向文世の留学生時代の
教え子だということが大きな違い。
過去の女性をウジウジと引きずっていた男が、旅で素敵な女性と知り合い、
自身の人生を見つめ直し、
ちょっと勇気を出して1歩、いや半歩踏み出すみたいな元ネタが、
設定が変わることで、ちょっと違う踏み出し方になっているのは、
何か違う気がしないでもない。
自身のことを題材にしていたことは変わらないが、
父親のことを書いていた小説が、
自身の恋愛を題材に脚本を書いていることも、
変える必要はなかったんじゃないだろうか。
変わっていることもあるが、
要所では元ネタと同じ様なシーンが出てくるのは、
強引さを感じたりもする。
でも、生瀬勝久の“ガッテンダ”キャラに、
菊地凛子の天然なボケをかますキュートさに、笑わされちゃったんで、
哀愁たっぷりの大人の映画というよりも、
そこそこ笑えるコメディとしてはいいんじゃないでしょうか。
リメイクした意味とか、元ネタの良さを活かせてるかとかを考えなければ。
☆
映画「サイドウェイズ」(チェリン・グラック監督)から。
作品中、ワインの話題が飛び交い、面白かった。
カリフォルニアのナパヴァレーが舞台となり、
「ワインは飲むんじゃない、口に含む」とか
「『ナパ』とは、先住民の言葉で『豊かな場所』を意味します」など
一般常識的な知識もあったが、
「ワインにも人生にも、正解はないよ。
それぞれの選択にそれぞれの味わいがある」
「やっぱりワインは分かち合う飲み物だよ」
「何を飲むかなんて重要じゃない。誰と飲むかが大切なんだ」など、
私のアンテナに引っ掛かったフレーズも多かった気がする。
食べ物、飲み物は、いろいろなウンチクがあるけれど、
やはり、一番大切な人と時間をかけて、分かち合うことが、
基本中の基本だって、最近、多くの映画や書籍から学んでいる。
「花がきれいなのは、自分を騙せないから、おばあちゃんが言ってた」
「最短距離がベストな道のりとは限らない」なんて言葉もいいけど、
ワザとらしく日本語を間違える台詞のメモが増えた。
「開けなきゃよかった、ゴンドラの箱ってやつだ」
「ベストカッブル・・割れ鍋に綴じ蓋」
「ひねもす(終日)、ぐったりだよ。(のったりだよ)」
「チャラチャラおかしいよ」「チャンチャラおかしいじゃないの?」・・
鑑賞後、ワインを誰かと分かち合いたくなる映画だった。
P.S.(おまけ・・記録に残しておきたい台詞)
ロミオがジュリエットを失ったのは、大事な手紙を自分で届けなかったからよ
男性キャスティングを見て分かるとおり、若干コメディタッチに
大人の恋愛模様を描いているんですが、その「笑い」の部分が
どうも若い人間はつらいものがありました…。
ウチの父親がいつも日曜の夕方に笑点を見て笑ってるのを見て
「何が面白いんだろう…?」と思っていた感覚に近いです。
すごく笑いの要素が古典的で、試写会に来ていた40代以降の方々は
笑っていらっしゃいましたが、私と彼女は正直クスリともしませんでした。
まぁワインを題材にして描くというのもちょっと日本人的な感じがせず
現実味を帯びなかったのもイマイチだった要因かもしれません。
小日向さんは好きですが、一番最初のナレーションの部分などを見ると
正直、なんだか浮いてるような感覚を覚えました。
やはり名脇役だと思うので、主演に置いてしうのはどうかなと思います。
前半、40過ぎの男たちの情けない姿にニヤニヤしつつ、カリフォルニアの美しい景色に心癒され、人の人生にも似たワインのうんちくをかじりながら、後半はホロリとする箇所もあり、自分の今後の人生についても少し考えてみた。そんなわけで、見終わった後に何も残らない映画を多々量産してきたフジテレビ製作の作品にしては稀な作品だ。映画を観ていてワインが飲みたくなる事必至。でも、リメイクする必要あったんだろうか。。