マシンガンウォーズ 暗黒街の野獣
プロット
アメリカ
07月10日 1993 台灣上映
野獣の瞳
プロット
香港
04月19日 1997 台灣上映
野獣の血
プロット
韓国
01月20日 2023 台灣上映
巌窟の野獣
プロット
イギリス
01月01日 1952 台灣上映
海の野獣(1949)
プロット
日本
07月26日 1949 台灣上映
野獣の抱擁
プロット
イギリス
11月16日 1968 台灣上映
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天使の眼、野獣の街評論(1)
ジョニー・トー作品で脚本を書いていたヤウ・ナイホイの監督デビュー作品。
一昨年の東京フィルメックスで上映された時に、観たかったのだが満員で入れずに悔しい思いをしたのを思い出す。
警察特殊捜査班と強盗団との間に展開されるスリリングな“君の名は”状態(笑)
ハイテク機器を使い、どんな些細な事も見逃さない警察。
ほんのちょっとした“匂い”を嗅ぎ分けては、沈着冷静に逃げ回る強盗団のボス。
しかし最終的には1対1、人間対人間による知力を使った“尾行”がモノを云う。
全編で緊張感溢れる場面が連続し、新人の“子豚”が“猟犬”に成長するまでの話になっています。
序盤で犬頭が話すジョークが、終盤のアクセントになっていて見逃し(聞き逃し)禁止です。
最後の最後で、それまで執拗な網の目をかい潜って来た割には「何だよ呆気ね〜な〜!」と思われがちではありますが、悪行非道の果ては“自分の身に帰る”として捉えて観る事が出来る。
高速道路上での銃撃戦が、やや中途半端ぎみに終わってしまうのがちょっと残念なところ。
『インファナルフェア』と比べてしまうと、2人の捜査官が運命的な人生を歩み、地獄の苦悩を受けるカルト性には及ばないものの。シンプルな作り込みながら、実に計算し尽くされたサスペンスの傑作だと思います。
(2009年2月1日シネマライズ DOWN theater)