日本映画初のヘアヌード解禁作となった「愛の新世界」の高橋伴明監督が「老い」と「性」の間で葛藤する男を描いた奥田瑛二主演作。映画監督の時田修次は、大学で映画撮影の教べんをとりながら、新作の撮影に入れない状況にいた。自身の経験が映画に投影されると考え、人生を流浪している時田の私生活には、理解ある30代の美しい女性・唯がいた。しかし、時田を現実から虚構=映画の世界に誘うかのように女子高生・律子が時田の前に現れる。律子という存在により、時田の人生が狂わされていく。律子役はオーディションで選出された新人女優・村上由規乃が演じる。
赤い玉、評論(15)
役にピッタリ。
残念だったのが主人公の彼女役の女優さん。
どこぞの場末のスナックホステスかと思いました。
もっと品のある方を選べばよかったのに…
知的にも見えませんでした。
主人公を翻弄する女子高生も魅力無かったし(-_-;)
思わず付いていってしまうくらいの美少女という設定なのに…
顔も雰囲気もスタイルも普通。
説得力に欠けました。
しかも化粧をした顔の老けっぷりにビックリ。
色気も感じませんでした。
WOWOWで見ましたが映画館だったら「チケット代もったいなかった」と思っただろうなぁ
困ったことに頭が悪いから、ドンドン伏線やメタファが登場するんだがそれを回収できずに途方に暮れながら観てしまう羽目に陥った。
多分もっと記憶力と理解力が甚だしかったらかなり面白い作風かとは思う。
個人的にはヒロインの女子高生役の肉感的な姿態にストライクだったw
奥田瑛二の老人になりたての悲哀が痛々しく表現していて、モデルまでやった男がここまでの落ちぶれ感を醸し出すのはさすが役者魂というか・・・
関係無いことだが、この映画も、作中にPCの画面に書いてあることを写しているのだが、さっぱり読めない。テロップをつけることは作品を損なうのかなぁ?
衝撃のラストというわけでないが、病気の方がフラグ(咳込むことが多々)が立っていたので面白かったのでは?と、やはり事故の方がスッキリするのかな?
最後の万華鏡ク○ニ地獄は、監督の趣味なのかもしれないw まぁ激しく同意しますがw
また、エロチシズムについて考えさせられました。エロがあまり得意でないわたしでも、魅了されました。もう一つおまけに、京都の美しさも際立っていました。全てを贅沢にまとめあげ、とても、とても、美しい作品です。オススメです!
自分も老いを意識し始めてきたからだろうか。老いるということは、男として、女として生きる上で、色んなことが奪われていくのだな。気持ちとは裏腹に。
老いほど切ないものはないなあと、思った。
奥田瑛二さんは老いても素敵だけど、性の問題は容赦なくて…悲しくなってしまうね。それとは、逆でこの世界の景色は美しくて、奥さんが追いかけてくる駅のホームのシーンなどは本当に印象的。
製作会社の若造が、原稿をゴミ箱に捨てちゃうとことか、リアリティーが切なすぎた。
人間の臭いところをとことん見せつけられたような感じ。
ただ性描写が多く過激という評判でしたが、映画としてとても面白かった。
とてもいい映画たと思う。
女性一人でも大丈夫。じっくりとひたってみてください。