「22年目の告白
私が殺人犯です」「AI崩壊」の入江悠監督が、岡田将生と川口春奈の共演で描いたホラー映画。劇作家・演出家の前川知大が主宰する「劇団イキウメ」の同名人気舞台を映画化し、オール韓国ロケで製作された。夫との生活に嫌気が差した要は日本を飛び出し、兄・輝夫が暮らす韓国の別荘を訪れる。突然の来訪に驚く輝夫だったが、要の夫のだらしなさを聞き、妹の心の傷が癒えるまで一緒に過ごすことを決める。そんな兄妹はある時、「聖地X」と呼ばれる、奇妙な力の宿った未知の土地に、知らずに足を踏み入れてしまう。そこに入った者は精神を蝕まれ、謎の死を遂げていくという。有能な祈祷師も太刀打ちできず、悪夢はひたすら続く。忌々しい土地に根付く“約束された死”から逃れるべく奔走する輝夫と要だったが……。
聖地X評論(2)
人間の記憶や思い込みが新たなコピーを創り出すというテーマの作品ですが、魅力に欠けるキャスト陣が勝手にバタバタと騒いでいるだけの印象で面白みがなく不満が残る。
2021-178
中盤までの期待させといてさせといて、蓋を開けたら拍子抜け。入江監督の演出が凝ってるだけに、その後の展開に肩ガクン。なぜ話がそっち方向に進む?まさかこのシーンが見せ場?怖くない…!わざと笑かそうとするホラー映画、これはこれで斬新?なのかもしれません。
そもそも舞台がなぜ韓国なのでしょうか。日本でも中国でもどこでもOKな内容でしたが。
川口春奈の恋人役の人のサイコっぽい演技だけは最高でした。