漫画家・山本直樹がカルトの世界を通して人間の欲望をあぶり出した同名コミックを、「アルプススタンドのはしの方」の城定秀夫監督が実写映画化。とある無人島で暮らす2人の男と1人の女。宗教的な団体・ニコニコ人生センターに所属する彼らは、互いをオペレーター、副議長、議長と呼び合い共同生活を送っている。瞑想、見た夢の報告、テレパシーの実験など、メールで送られてくる様々な指令を実行しながら、時折届くわずかな食料でギリギリの生活を保つ日々。それは俗世の汚れを浄化し、安住の地を目指すための修行とされていた。そんな彼らの日常はほんの些細な問題から綻びを見せはじめ、互いの本能と欲望が暴き出されていく。「ヤクザと家族 The Family」「東京リベンジャーズ」など話題作への出演が続く磯村勇斗が映画初主演を務め、「かくも長き道のり」の北村優衣、「罪の声」の宇野祥平が共演。
ビリーバーズ評論(1)
前半の無人島生活や会話がとくに面白くて、何度声を出して笑ったか。
中盤あたりから話の雰囲気がガラリと変わった。
ヒトの三大欲求の1つ。
先生の教え通り抑え込めていたものが、求め始めてしまったことにより、覆された。
話が進むにつれて、和製版アダムとイブにも見えてきたw
人は信じるものを強く思う欲求が強いものこそ
壊れやすく、自らを破壊し合う
それがすごく伝わってきた。
城定監督作品を観たことある方が磯村さんのファンにどれだけいるのか、わからないけど
私は監督の作品だから、所謂濡れ場は覚悟していたけど、それでもかなり多かった。
若い方々、特に乙女の女性ファンには楽しめたのだろうか。。。
それを考えても、挑戦的な主演映画だったと思う。