ベストセラー作家・湊かなえの同名小説を映画化し、戸田恵梨香と永野芽郁が母娘役を演じたミステリードラマ。ある未解決事件の顛末を、“娘を愛せない母”と“母に愛されたい娘”それぞれの視点から振り返り、やがて真実にたどり着くまでを描き出す。女子高生が自宅の庭で死亡する事件が起きた。発見したのは少女の母で、事故なのか自殺なのか真相は不明なまま。物語は、悲劇に至るまでの過去を母と娘のそれぞれの視点から振り返っていくが、同じ時間・同じ出来事を回想しているはずなのに、その内容は次第に食い違っていく。語り手となる母のルミ子を戸田、娘の清佳を永野が演じ、ルミ子の実母を大地真央、義母を高畑淳子、ルミ子の夫を三浦誠己が演じる。「ナミヤ雑貨店の奇蹟」「ヴァイブレータ」の廣木隆一監督がメガホンをとり、「ナラタージュ」の堀泉杏が脚本を担当。
母性評論(20)
欲を言えば義父が居ないの早すぎかな?
永野芽郁上手いなぁ…っと。
愛されたい娘を見事に演じ切った。
後10分長くても観てられただろうから『桜』が居る?世界線を表現した方が更に愛を求める深みが増したのに。
何故おばあさまが逝ってしまったのかを知り得た父親のエピソードは描いて欲しかったなぁ。ってか描かなきゃ!
大地真央の最後は原作よりもこっちの方がいいと思う。
監督見事!
父親との修羅場でのワインボトルの使い方は遠慮しすぎだと思ったけどね(笑)
原作を読んでなくても楽しめるとは思いますが本作は読んでおいた方がかなり楽しいかと思います。
自殺、永野芽郁さんではなかったんですね。
扉、あれだけ開いていたら、通り抜けできたんではないですかね?顔通れたでしょ。
また娘なんですね。
ハコヅメコンビ。
ドラマ観てたから、先ずはそのイメージを拭い去らなきゃだけど、それが中々で。
それに宣伝か何かでハードル設定が、かなり上がってる。
腑に落ちたり、落ちなかったり、娘が一番常識人と思って見ると、周りのズレ、歪さに気付くのかなあ。
時代設定でいくと俺と同い年位か?
でも、ハードル上げられてるから、細かい所に目がいってしまい、残念な気持ちになるし、どうせなら監督も女性にすべきではと思ってしまう。
それに関西設定なのに何故標準語?
母方はまあ分かるとして、父方はせめてなあ。
あと最後場所って六甲アイランドの駅かな?
関西にいた時に、見た様な。
微に入り細に入り、悪魔のように繊細に天使のように大胆に。
原作者最高の小説を最高のシナリオと演出、さらに最高のキャストと演技、今年最高の邦画。
酷い環境や人間関係を乗り越えて、幾度か踏み外しながらも、健気に生きて、全力で愛を注ぎ合う、戸田恵梨香と永野芽郁の姿に涙が止まりませんでした。
乗り越える山が大きければ大きいほど、乗り越えた感慨はひとしおです、結末は本当に生きる勇気をもらえました。
ネタバレはほんの少しでもしたくありません。
最高の映画を、白紙の心で観て欲しい、そして素晴らしい気持ちを共有したい、全ての人に、是非。
ハコヅメコンビの共演で話題だが、戸田さんと永野さんは、本当にうまい。
愛の形がお互い違うけど、最後になるにつれて腑におちていく。
原作未読なので、CMに見事に騙された。