一月の声に歓びを刻め
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02月09日 台灣上映
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日本
02月09日 台灣上映
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日本
02月09日 台灣上映
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02月09日 台灣上映
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日本
02月16日 台灣上映
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02月16日 台灣上映
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フェイブルマンズ評論(20)
父からは冷静に物事の真実を見つめる目、母からは感じたものを信じて突き進む心を受け継いだのだと思います。
初めは映画を撮る楽しさを、次第にその辛さ(自分をえぐるような)を知っていく。そうした映画を通しての成長と、どちらかというと辛いことの方が多い環境の中での心の成長とが一体となっていて、まさに映画と共にある人生だったのだと感じました。
心が苦しい、それでも撮るというこの方の凄みを知ったような気がしました。
映像を見ることの快楽、映像が暴く真実、映像が作り出す虚構
それぞれをスピルバーグが言葉ではなく映像によって、圧倒的な説得力を持って我々にこれでもかと叩きつける
彼が映画を語るためには、映画が全てである自身の人生を題材にするのが最も適切だったのだろう
自身の幼少期を無邪気に懐古することなく、映像によって映画を語りきり、最後は爽やかなユーモアで終わってみせるこの余裕
昨今は監督の自伝であったり、映画についての映画が増えているが、エンタメとしての自伝においても、映画論を語る映画においても、本作が頂点だと思う
結論から言うと、本作はスピルバーグのアバター、サミー少年が映画作家として歩きはじめるまでを描いた物語だった。幼少期両親と一緒に見た初めての映画に衝撃を受け、プレゼントの鉄道模型とミニカーでそのシーンを再現するところから、映画製作に夢中になったサミー。
最初は妹たちと、やがて友人たちと8㎜映画を作り続けながら、サミーは成長し、映画の娯楽性と残酷さの両方を知っていく――というストーリー。
スピルバーグの自伝というと、映画作りに物語がフォーカスされていると思ってしまうけど、本作はもっと普遍的な家族の物語なのできっと多くの人の心に刺さると思うし、ほぼ3時間と長尺な映画なのに、体感ではあっという間に終わってしまった。おススメ。