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ロストケア評論(9)
ただ、内容自体は、私たちにとって重大な様々な問いかけをしてきます。
私たちは自然と「見たいもの」と「見たくないもの」という分け方をすることで、できるだけ「見たくないもの」を逃避する傾向があります。
本作では、その後者に当たる「現実問題」を分かりやすく見せることで、私たちに「考えること」を促します。
ネタバレにならないように、本作に出てくるキーワードで「問題」を提示してみます。
本作では、「年金」「生活保護」「刑務所」というワードが出てきます。
例えば「(国民)年金の場合は、生活保護費よりも少ない場合がある。これは不公平ではないか。年金の保険料を払わない方が得だ」といった意見を見かけることがあります。
この論については、いろんな誤解があるのですが、ここでは解説するのではなく、次の問い掛けをしてみます。
「生活保護によって非常に限られたお金で苦しい生活をするくらいなら、自動的に毎日3食が食べられ雨風をしのげる住まいや医療も提供される刑務所に入っていた方が得だ」という考えはどうでしょうか?
実は、前者の論よりも後者の論の方が、「正解」が見えにくくもあるのです。
このように、普段は考えないような「社会問題」も、日本は「世界一の高齢大国」であるため、「介護」の問題は私たちが世代を問わず直面し得る極めて重要な「問題」なのです!
その「問題」においては、「連続殺人犯」vs「検事」という極めて分かりやすそうな構図であっても、正直なところ「どちらが本当に正しいのか?」と「正解」は非常に見えにくいのです。
これは、例えば今ロシアで刑務所にいる殺人犯が戦場に駆り出されていますが、その殺人犯が戦場で多くの敵を殺戮すれば、無罪放免になるどころか「英雄」になれる、といった「現実」もあることが象徴的です。
このように、環境によって「正解」が真逆となるのが「現実社会」でもあるのです。
以上の予備知識を踏まえた上で本作を見れば、様々な視点で考えられる「軸」のような映画となることでしょう。
近い将来、間違いなく自分にもやってくる事実だけれど、見事なエンタメ風味で物語の中に取り込まれてしまっていました。
もうこれは、絶対に見て損はない、空恐ろしい一本です。
間違ってはいるのかも知れないが救いがある。
胸につまり、考える。。。
介護問題を扱った作品の正統派切り口のストーリー展開である
配給が有名会社故、そこまでは踏み込まない、抑制の利いた演出や表現で、印象とすれば安心感は保たれているのではないだろうか
只、自分とすれば直近でもっと苛烈な演出の作品を鑑賞したせいか、甘さを感じたのが正直な感想である
とはいえ、この問題の解決の糸口さえみつからない深い問いかけを映画界として避けずに取り組み続ける意義は大事であると考える 片や積極的に、片や消極的に、父親を殺めた立場の対峙する二人の懺悔・・・ ラストの帰着はそこまで深さを表現しなかったのは、制作陣の優しさだったのであろう
一つ、もう少しアイデアが欲しかったのは、主人公殺人犯を慕っていた若い見習が、その事件を期に風俗嬢に転向してしまった件 まず全員、あんな下着姿で事務所待合室にタコ部屋のように待機してはいないと思うのだが・・・ 本来ならば蛇足感があるあのカットと演出は、なかなか考察が難しい差込である やさぐれてしまったということなんだろうが、それ以上に何かストーリーに絡むことがない