黒い下着の女 雷魚
プロット
日本
05月31日 1997 台灣上映
水着の女王
プロット
アメリカ
05月24日 1952 台灣上映
ふたりの女(1960)
プロット
イタリア
07月04日 1961 台灣上映
ふたりの女(1989)
プロット
イタリア
01月26日 1991 台灣上映
十二単衣を着た悪魔
プロット
日本
11月06日 2020 台灣上映
人生の着替えかた
プロット
日本
03月25日 2022 台灣上映
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同じ下着を着るふたりの女評論(3)
お母さん役の俳優さんの演技が最高峰。
もうみんなに見てほしい
母と娘の、暴力暴言を孕む支配関係にして共依存関係を描いた今作。叩く殴るは当たり前、車で轢くシーンが冒頭でガツンとかまされる、おまえのせいで私は上手くいかないなど暴言の嵐。
心意気はいいのだが、単調に切り取るだけで、とにかく何がいいたいのか、意味や言葉が不在な(に見える)シーンも多く。母性神話ファックな映画であることは間違いないのだが、娘に暴言暴力を振るう親を、否定も肯定もしない。和解に向かわない結末にはかなり好感が持てる。だが、、、
解説ないと気づかないレベルで暗喩が過ぎるというか、とにかく回りくどくて分かりにくい。解釈に委ねるシーンの連続。
が、心意気は確かで、まだ30歳、これがデビュー作というから、これから益々精度は上がっていくはず。
監督のteach-inによれば、斎藤環や田房永子あたりの文献を読んでスタッフと共有したとか。(名前が出たかうろ覚えだが、信田さよ子あたりも読んでそうな雰囲気だった)文芸誌でもこのあたりの先生と監督との対談をやって欲しい。