ARGYLLE アーガイル
プロット
イギリス・アメリカ合作
03月01日 台灣上映
コットンテール
プロット
イギリス・日本合作
03月01日 台灣上映
ポラリス 死闘のアイスロード
プロット
カナダ
03月01日 台灣上映
映画しまじろう「ミラクルじまの なないろカーネーション」
プロット
日本
03月08日 台灣上映
燃えるドレスを紡いで
プロット
日本
03月16日 台灣上映
薄氷の告発
プロット
韓国
03月15日 台灣上映
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007 サンダーボール作戦評論(20)
ストーリー良し、アクション良し、ボンドガール良しで、ちょっと都合が良すぎたり、古臭い(インチキ臭い)感じなのを除けば、かなりの良作でした(^^)b
見どころは、海中の銃撃戦。
ヅラ(?)のショーン・コネリーには、なかなか大変な撮影だったと思うけど、見応え十分(^^)b
それにしても、ジェームス・ボンドは軽すぎる(^_^;)
NATOの爆撃機がハイジャックされ、搭載していた原爆2基が奪われた。
程なくして、1億ポンドを要求。受け入れられない場合は、イギリス及びアメリカの主要都市に原爆を投下するという。
この恐るべき計画を実行したのは…
前作は諸事情で未登場だったスペクター、再び!
これまで幾度もボンドに阻止され、いよいよNo.2を投入!
大柄で眼帯姿が印象的なラルゴ。
ただふんぞり返ってるだけじゃなく、潜水して自ら指揮を取るなど意外や行動派。
プールにサメを買っており、無能な部下はプールに落としてサメに食わせる冷酷さ。
演じたアドルフォ・チェリも存在感たっぷり。
00エージェント全員に召集が掛けられ、未曾有の危機に対する。
ボンドは手掛かりを基に、バハマはナッソーへ。
原爆捜索、そして危機を未然に防ぐ事は出来るのか…!?
作戦名は、“サンダーボール”!
美しい南国や蒼い海原。
そこで繰り広げられる、シリーズ初の水中アクション!
要所要所、そしてクライマックス…水中に掛けて言うなら、文字通りの“息詰まる”攻防戦!
迫るサメはリアルにスリリング。(ショーン・コネリーも撮影中、襲われそうになったハプニングがあったとか)(明らかにサメに実際に危害を加えているように見え、あれ、当時問題にならなかったのかな…?)
疾走する船でのボンドvsラルゴの決戦はハラハラ迫力。
アクションもスケールもこれまでで最大。
トム・ジョーンズによる主題歌もお聴き逃し無く。
ボンドガールはタイプの違う2人。
爆撃機パイロットの妹、ドミノ。ラルゴの情婦であったが、兄が殺された事を知り復讐する正統派。クローディーヌ・オージェが魅力的。
殺し屋フィオナもある意味ボンドガールと言って差し支え無いだろう。ボンドと寝た女は天国の快楽を味わって改心するが、最期まで悪女。こちらルチアナ・バルッツイは魅惑的。
アカデミー視覚効果賞受賞。次受賞するのは、2012年の『スカイフォール』(主題歌賞・音響効果賞)までナシなのだから、いやはや長かった!
シリーズ王道とでも言うべき作品で、エンタメ度も非常に高い。
降板したショーン・コネリーが1983年にラブコールに応え、番外編『ネバーセイ・ネバーアゲイン』としてリメイクされたほど。
まさしく、シリーズ絶頂期の痛快作!
またしてもボンドに計画を潰されたスペクター。
次作は遂に、No.1ことブロフェルドが動き出す。
しかも、ここ日本で!
今回のボンドもしっかり与えられた仕事と、出会いの度の情事をこなしつつは安定。だが今回はタイムリミットで若干焦るボンド、いつもの余裕から一転、真剣に任務を遂行も新鮮。
Qの多彩なアイテムも活きており、陸と空と海でそれぞれの見所に貢献。
海中戦がメインだが、予想以上のクオリティ。半世紀以上昔に、ここまでやってくれるとは。水の抵抗もあり、スピード感は全く無いが、敵味方入り乱れての戦闘は十分な見応え。過去にここまで水中で戦う映画も少ない?
スペクターNo.12のフィオナ(ファティマ)、壊れっぷりは断トツで【ネバーセイ〜】だが、落ち着いた冷酷さは【サンダーボール】か。スペクターNo.2のラルゴも貫禄があり、今回の犯罪のスケールの大きさにマッチ。
後半に若干シナリオ飛ばしたかと思うくらいの、スピーディな展開には驚いたが纏まりは○。ラストは水中戦からのギャップに驚かされる、スピード感満載の手に汗握る船内バトルは必見。合成映像は許容範囲。ここはツッコミ禁止。
何より秀逸なのは、好みは分かれると思うが、スピード感と緊迫感を出すカメラワーク。当時の技術で、この要所の瞬間のカットインする切り替えの演出は素晴らしい。
『BOND60 007 10作品4Kレストア版』の1作として2023年11月に鑑賞。
劇場で『私を愛したスパイ』を初めて観た時、悪役のニックネームが"ジョーズ"だったので、007シリーズも流行りに乗っかってるなぁと、当時子供心にもそう思ったんですが、TVで散々観ていたはずの『サンダーボール作戦』に"鮫"は重要アイテムとして既に登場済みでした笑
『サンダーボール作戦』の個人的な見所は、"Q"が開発した数々のボンド・アイテムなんですが、脱出用のあの空飛ぶ簡易型ロケットはどこに隠してあったのか?とか、ベントレー?の後方から噴き出していたのは単なる水だったのかとか、(ベントレー?の)防弾壁は意外にペラペラだなぁとか、冒頭から色々気になり出して、見どころの多い作品でした笑
他にも、あの時代ならではの見どころ満載でかなり痺れました。オープニングのテーマ・ソングの場面は、水の中を泳いでいるせいか、いつもより"大人の眼"で見過ぎてしまったりして、子どもの頃、TVで観ていた『サンダーボール作戦』とは違う見方をしている自分に年齢と時間の経過を感じました…。
色々と映像技術やらアクションも高度になった2020年代の今からすると、若い映画ファンにアピールするような作品ではないのかも知れませんが、映像も綺麗にレストアされて、ちょっと感動もんの007でございました。
*『ラスト・ナイト・イン・ソーホー』で主人公が夢の中で、ロンドンのメイン通りに出るといきなり『サンダーボール作戦』の映画看板に劇的に出くわします…あれを見てから、この作品をずっとまた観てみたいと思っていました。今回初めて映画館で観ることが出来て感動しました。
*今回、60周年のパンフレットが発売になっていますね!1000円でした(薄いです笑)。
ショーン・コネリーかっこいい!