晴れ、ときどき殺人
プロット
日本
05月26日 1984 台灣上映
くもりときどきミートボール
プロット
アメリカ
09月19日 2009 台灣上映
ときめき
プロット
日本
06月30日 1973 台灣上映
世界はときどき美しい
プロット
日本
03月31日 2007 台灣上映
ときめきメモリアル
プロット
日本
08月09日 1997 台灣上映
ときめきサイエンス
プロット
アメリカ
07月12日 1986 台灣上映
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私ときどきレッサーパンダ評論(20)
個人的にディズニーよりディズニーピクサーの方が斬新で独創的な世界観が好きです。
作中の曲もいいし、かっこいいシーンが多いので、是非大画面でもう一度見たいです。
思春期の女の子の気持ちについていけなくて、俺にはなんの共感も出来ませんでした(^_^;)
ってゆーか、なんで2002年が舞台なんだろう?と思ったら、監督が1989年生まれの中国系カナダ人だから、まさにメイリンは監督の13歳の頃を参考にした作品なんだろうね。
とりあえず、ピクサーの作品だけあって、映像はさすがの完成度だったけど(^^)b
同監督の短編映画Baoも本当に素晴らしかったが、本作もそれに引けを取らないくらいの名作だった。
表向きには"真面目な娘"を演じながら、実は根っからの"アイドルオタク"という二面性を抱えた主人公。
そして彼女をとりまく友人達がまず魅力的、かつピクサー的に非常に斬新。
とにかくオタ活描写が徹底的にリアルで、これまでのピクサー作品では考えられないくらいに弾けている。
ここにまず驚かされた。
アニメのキャラクターというよりは、今を生きる等身大の女の子という感じがして感情移入しやすい点も良い。
子を案じるあまり毒親になりすぎてしまう母親。
その親の良き娘であろうとするあまり、強烈な二面性を持ってしまった主人公。
本当の自分をひた隠しにしながら生きるのは辛い。
でも誰もが経験した事があるのではないだろうか。
かくいう私もそんな1人だった。
でも1人の親でもあるがゆえ、毒親になってしまう母親の気持ちも分かるのだ。
人にドン引きされそうな側面は誰にだってある。
でもそれも大切な私の一部だ。
そうやって隠さずに、自分に嘘をつかずに歩き出したメイの言葉は誰の心にも刺さるものだろう。
今を生きる全ての人にオススメしたい最高のエンタメ作品だ。
奇しくも先日観た「エブエブ」と同テーマだった。(こっちの方が公開は先だけど)
もしかしたら、多くのチャイニーズ・アメリカン二世・三世の人が、儒教的な思想やアジア人としてのアイデンティティと、どう向き合うべきかを考えているということかもしれないと思った。
「エブエブ」は母親視点なのに対し本作は娘視点なのも対照的で面白い。
また、本作はこれまでディズニーピクサーがやってきた「リアルへの追及」ではなく、動きやキャラクターデザインを日本のアニメに寄せているんだけど、それが結果的に、ピクサーアニメーションでもジャパニメーションでもない、本作だけのオリジナリティーを会得しているのは、ある意味でテーマ性とも合っているのかもしれない。