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アラブの盗賊 プロット フランス 01月01日 1900 台灣上映
愛の嵐 プロット イタリア 11月01日 1975 台灣上映
カリブの嵐 プロット アメリカ 04月02日 1977 台灣上映
ナバロンの嵐 プロット イギリス 02月10日 1979 台灣上映
バチカンの嵐 プロット アメリカ 01月27日 1989 台灣上映
絶海の嵐 プロット アメリカ 07月14日 1952 台灣上映
アラブの嵐評論(1)
エジプト・ロケを敢行した石原裕次郎主演の1961年の作品。
エジプトの名所もたっぷり堪能出来る。
異国の地で陰謀と事件に巻き込まれる…という設定は、ヒッチコック映画か、はたまた「ミッドナイト・エクスプレス」か。でも悲しいかな、緊迫感は盛り上がらない。
独立運動に命を懸ける革命軍の動機は全く説明されず、ただ“独立運動ごっこ”をしている感じ。
対する帝国主義一派もハッキリ言って間抜け。現地の俳優を起用しているようだが、従来の日活映画の悪役と何ら変わりない。
ゆり子の両親捜しも中途半端。
石原裕次郎の役柄も変わり映えしない。
エジプト・ロケ以外、これと言って新鮮味ナシ。
スターが外国で大暴れする、典型的な日活娯楽アクション。