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マジック・マイク ラストダンス評論(1)
そもそも「マジック・マイク」シリーズは、日本での公開は「マジック・マイク」(2013年)、「マジック・マイク XXL」(2015年)となっていて、少し期間が空いています。それもあってか、私は「あ~チャニング・テイタムの代表作のダンス映画か。でもどんな内容だったっけ?」という感じでした。
でも、全く問題ありませんでした。というのも、過去作の知識は特には必要がなかったからです。
「マジック・マイク」の人気が高い背景に、主演チャニング・テイタムがストリッパーをしていた実体験がベースになっていることもあります。
ダンスも含めて非常にクオリティーが高いのです。
そしてメガホンをとったのはメガヒット作「オーシャンズ11」シリーズなどのスティーブン・ソダーバーグ。チャニング・テイタム×スティーブン・ソダーバーグの才能が遺憾なく発揮されている作品となっています。
本作はテンポが良く飽きずに見られ、特に最後のダンスシーンは「狭い舞台において、これだけのショーを繰り広げることができるのか」という驚きがありました。
アカデミー賞8部門にノミネートされ話題となっている「エルヴィス」を彷彿させるショーで、舞台ファン、女性はより楽しめるように思います。