レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
プロット
アメリカ
05月03日 2005 台灣上映
不思議な世界の物語
プロット
アメリカ
03月06日 1964 台灣上映
世にも不思議なアメージング・ストーリー
プロット
アメリカ
07月18日 1987 台灣上映
世にも憂鬱なハムレットたち
プロット
イギリス
11月30日 1996 台灣上映
世界残酷物語
プロット
イタリア
03月05日 2021 台灣上映
世界女族物語
プロット
イタリア
03月09日 1963 台灣上映
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世にも怪奇な物語評論(7)
第二部はルイ・マル監督、アラン・ドロンとブリジット・バルドーによる分身もの。
第三部はフェデリコ・フェリーニ監督、テレンス・スタンプ主演の幻覚もの。
いずれも監督らしさが出ていて楽しめる。
ジェーン・フォンダ、弟のピーター・フォンダ。
アラン・ドロンにブリジット・バルドー。
豪華キャストがホラ~してるっ。
観ておいて良し。
2014.6.1
エドガー・アラン・ポーの原作からなる繋がりのない三つの物語を豪華なスタッフ、キャストで実写化したオムニバス映画。
第1話
高飛車なジェーン・フォンダがとても美しい。ピーター・フォンダとの兄弟共演も面白い。途中から物語の核となる黒い馬が神々しかった
第2話
サイコパスなアラン・ドロン
子役がドロンをそのまま小さくしたのってぐらいそっくり
第3話
フェリーニが監督を担当した、唯一舞台が現代に置き換えられた話。完全にポーの原作をフェリーニ調に昇華したかんじ。退廃的なローマの街、可愛い悪魔の少女が印象的。ラストも鮮烈でなんだかんだ一番記憶に残りそうな話だった
ストーリー: 70
キャスト: 80
演出: 80
ビジュアル: 75
音楽: 65
第一作目
自分が世界の中心と考える小人が、美と権力と金を持つとこんなに傲慢でわがままになる。昔の貴族って本当に傲慢で嫌な人だ。それが自分の愚かさがもたらした罪悪感から狂気に走る、炎に向かって文字通り走る。そして悲劇的浄化によって狂気が鎮静される、耽美な純文学だった。その耽美さがゆえに、個人的には一番気に入った。ただしジェーン・フォンダの美を少しだけ必要以上に前に出し過ぎた印象はある。貴族が馬に乗るのにそんな露出しなくても。
第二作目
自己中心的で、人を虐げることが大好きで、そんな自分がこれまた大好きという、嫌なやつが主人公。そんな彼に現れるもう一人の自分は、彼の悪事を止めようとする彼の隠れた良心なのか、彼を正しい方向に導こうとする神なのか、それとも彼を破滅へと導く悪魔なのか。彼は社会にとっては害毒のような人なのではあるが、それにしてもこれだけのことでこの結末は厳しい。
第三作目
主人公は酒浸りということだが、むしろ麻薬でラリッた人が夢を見ているように思える。何もかもが現実感がない。弱い自分に絶望していて、現実逃避をして、さらにそこから進んでこの世からすらも逃げ出したくなっているかのよう。実は自ら望む物を見て望む道を行ったんじゃないかな。とても妖しげで退廃的で破滅的で幻想的で、独特の雰囲気が出ているという意味では一番。世間的には三作の中で一番評価が高いらしく、知らない人だけれども主人公の役者も相当に頑張っていた。
ところでこれって恐怖映画らしい。でも見ていて怖いと感じたことは全くなかった。原作者であるポーの小説をいくつか読んだことがあるが、世間で怖いと言われていても自分が怖いと思ったことはなかったし、現代からすれば古臭い。この作品も今の基準からすればちょっと不思議で幻想的な話という程度で、恐怖映画にはならないと思う。