ジャン=リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争
プロット
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02月23日 台灣上映
ドラレコ霊
プロット
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02月23日 台灣上映
マリア 怒りの娘
プロット
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02月24日 台灣上映
愛のゆくえ
プロット
日本
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FEAST 狂宴
プロット
香港
03月01日 台灣上映
オリガ・スミルノワのジゼル in cinema
プロット
115分
03月08日 台灣上映
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ターミネーター ニュー・フェイト評論(20)
世代としてはドンピシャ世代なので、シュワちゃんは大好きです。
まあ、ターミネーターって追いかけっこ映画だからストーリーなんてあってないようなもんなのでいいんですけどね。
どうせ今回も変わらないだろうと思って観に行きましたが、悪い意味で期待を裏切ってくれませんw
この映画を面白いと感じる人もいると思いますよ。たぶん。
しかし最近思うのが、過去の大作の続編を担当する監督さんたちはその作品の影響具合をナメてるんじゃないかということです。
ターミネーターやブレードランナー、エイリアンや遊星からの物体Xなどなど、我々に衝撃を与えたSF達が、後のSF作品にどんだけ影響を与えたかわかってないんじゃないの?と不思議になります。
少なくとも我々はターミネーターなどの過去の大作が生んだ後続のSFを浴びるほど観てきてるわけですよ。
そしてターミネーターなどの作品で感じた衝撃を、新しく感じさせくれる作品も出続けてるわけですよ。
当然、観客としてはターミネーターの新作にそれを求めるわけですよ。
しかし作り手は昔と同じこと繰り替えしゃあ受けるんじゃないかと思ってるんじゃないかという・・・。
個人的にはターミネーター4で、その後どうなったのかという、せっかく新しい展開を広げようとしたのに、それをなかったことにして結局またまだ見ぬ未来のことでのわちゃわちゃ追いかけっこに逆戻り。
ターミネーターを初めて見る人にはいいかもしれないけど、最近は追いかけっこ映画も、「音を出したら即死」だったり「見たら即死」だったりと、あの手この手で怖がらせてくれるわけですよ。
それを爆発の量を増やしただけの追いかけっこを見せられてもねえ・・・。
また新作作ったらそりゃまあ観に行きますけど、もうここまでくると観る前どころか作る前からどうせ・・・と思っちゃいますね。
1991年のT2から28年、相応に年を取ったリンダ・ハミルトンとシュワちゃんの登場に胸が熱くなるが、継承と創造を端的に示すのは新ターミネーターREV-9だろう。T-800のスケルトンとT-1000の液体金属のハイブリッドという着想に加え、骨格と液体金属が分離して2体で攻撃する連携技が秀逸だ。
「オデッセイ」から注目してきたマッケンジー・デイヴィスが、サイボーグ戦士として主力級の活躍をみせる点も嬉しい。彼女の役も1作目のカイルとT2のT-800を融合させたような設定で、これも継承と創造だ。
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今回、ジョン・コナーは殺されちゃってて、T2で審判の日を防いだけど、結局違うAIが出てきちゃって未来の英雄を殺すために新たな殺人ロボットが送り込まれるって話。
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設定がちょっと変わってるけど結局は今までのターミネーターとやってることは同じ。T2はもう超えられないんだね。何回もやり直して同じような出来の続編を見させられても(笑).
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まぁメキシコからアメリカへの不法侵入ルートが物語に出てきたり、女子チームで頑張っちゃう所とかはまさに現代のターミネーターという感じはした。
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これでターミネーターに出るのは最後らしいけど、もっと早くにあんなに歳をとっても頑張ってるシュワちゃんをターミネーターから解放してあげて欲しかった(笑).
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T2以降の続編は、過去を変えたことによって生じた色んなパラレルワールドを描いたターミネーターのスピンオフだと思って楽しめばいいんじゃないかな。
「T3」以降迷走を続けるターミネーターシリーズの最新作。
何かもう新作発表時が一番盛り上がるんじゃないかと思う本シリーズですが、ジェームズ・キャメロンが製作に復帰してもダメでした。
とにかく新規のキャラクターに魅力が無く、特に新たなサラであり、ジョンでもあるダニーが酷い。
チビで見栄えも良くないし、眉間に皺を寄せて喚き散らす様は人類をまとめ上げるカリスマには全く見えない。ポリコレに毒された結果の「自立したたくましい女性」アピールが最初から最後まで鼻につく。まともな男性キャラは皆無で、女だらけの珍道中状態。そもそもなんで主人公がメキシコ人なんだ。
また、映像的に派手にしたかったのか分かりませんが、限られたリソースの中で逃亡・反撃を行っていた4以外の過去作に比べ、空軍少佐が手を貸してくれて飛行機やら武器やらを手に入れるなど妙に恵まれているのも気になる点。それだけ敵が強いってことなのかも知れませんが、なんか緊迫感に欠ける。というかそんなツテがあるのに国境警備隊に捕まってるのがアホ過ぎやしませんか。そもそもいくら旧知の仲とはいえ全米で指名手配されてて収容所でも特別扱いされるサラを堂々と軍基地に連れ込むとかどんな神経してんのかと。
そしてそこまでやった割にラストバトルはなんか地味。1、2の「逃げ続けたけど逃げ切れなくなってやむなく反撃」という感じが薄く、戦闘能力の無いダニーが「野郎ぶっ殺してやる!」と言わんばかりに息巻いておきながら本人が何もしないのが本当に格好悪いなぁと。
観てる側としてはダニーとグレースより、歴史が変わった結果、時間に取り残されたサラとT-800が「T2」の幻影に引っ張られる自分たちの姿と重なり過ぎて、ダニーとグレースのキャラクターとしての魅力の無さと相俟って、凄い疎外感を感じるんですよ。どれだけ頑張っても蚊帳の外というか。既に続編の構想があるみたいですが、ダニーが主役続投なら流石に観たいとは思えない。最も興行成績が全く伸びなかったようなので、そもそも素直にこれの続きが作られるかは疑問ですが。