空飛ぶゆうれい船
プロット
日本
07月30日 1969 台灣上映
やまぶき
プロット
日本・フランス合作
11月05日 2022 台灣上映
美しき母
プロット
日本
12月04日 1955 台灣上映
カールじいさんの空飛ぶ家
プロット
アメリカ
12月05日 2009 台灣上映
吹き荒ぶ風
プロット
アメリカ
01月01日 1954 台灣上映
宇宙空母ギャラクティカ
プロット
アメリカ
01月27日 1979 台灣上映
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空母いぶき評論(20)
海上、海中、空中での戦闘の描写も、邦画では健闘した方だ。CG制作のコストダウンも一因だろう。ハリウッド製の戦争大作には見劣りするが、製作費も市場規模も桁が違うのだから。
ただ、脚本と演出には課題も多い。邦画アクションやサスペンスの悪習ともいうべき、流れと緊迫感を断ち切る説明台詞、理想論、思い出話…。135分が一層冗長に感じられる。
国民の反応の描写も、街頭で報道を見る人々のショットが少しあったほかは、ほぼコンビニ店内の様子だけというのも手抜き感。店長は“平和ボケの象徴”だろうが、客が殺到してるのに居眠りしてたりとか、キャラもエピソードも嘘くさい。
時間の無駄とはいえ、鑑賞せずには感想も述べられないので。
まぁ如何せん内容が…
本当に面白くて、血沸き肉躍るという感じだった。
原作は尖閣諸島諸島を侵略した中国の空母艦隊と、空母艦隊同士の決戦をする話。
なぜ面白いのか考えてみると、中国軍に尖閣諸島を侵略されたらどうなるか?どう対応すればいいのか?というリアルな設定がまずあると思う。
それにも増して面白いのが空母が出てくるということ。
外国の人は空母と言っても、ただ単に戦闘機を乗せた船というイメージしかないと思うけど、日本人は違う。
空母といえばアメリカとの戦争を思い出すと思う。
アメリカとの戦争については、当時いろいろなやむにやまれぬ状況があったと思うけど、絶対にやってはならないことをしたというイメージしかない。
だいたい決定的なのは、単純に生産能力が日本の約10倍で、資源のあるなしを考えたら100倍1000倍ということ。
こんな国と戦争しても勝てるわけがない。
だけどなんとなく残念に思うのは、日本は世界で一番初めに空母を使った戦法を考え出した国なのに、中身はずっと大鑑巨砲主義で、すぐアメリカに追い越されてやられてしまったこと。
原作は歴史シュミレーション小説ではないし、敵もアメリカではないけれど、空母決戦で勝利してその辺の悔しい思いを晴らしてくれないと面白くない。
映画では原作をほとんど無視し、いろいろ忖度しているのだろうけど敵が中国ではなく、よくわからない新興国ということになっていて、侵略してくる島も架空の島になっている。
ここがまずがっかりした。
敵が訳の分からない新興国で、どういう国なのか何の説明もなかったし、なぜその島を侵略しにくるのかも特に説明がなく、しかも敵の姿はまったく見えなかった。
これではなんの感情も起こらないし、どう思っていいのかもわからず、感情移入できず面白くなかった。
それでも戦闘シーンは、敵がミサイルや魚雷を撃ってきて、それを撃ち落とすだけだけど、そこそこ面白かった。
敵との駆け引きとか、敵がミサイルや魚雷を撃つシーンとかあればもっと面白くなったと思う。
ただここで問題なのは戦闘が引き分けに近いこと。
やったりやられたりでピンチになるのはいいけど、最終的に痛み分けみたいになってるのがよくない。
自衛隊の考え方として敵をやっつけられないにしても、敵を完全な戦闘不能状態くらいまでもっていってほしかった。
あと男優さんはいいとしても、女優さんがよくない。
全部原作にはないキャラなので、客引きの為に入れたのかもしれないけど、アイドル的な人はこういう映画ではやめてほしかった。
主に出てくる本田翼さんもアイドルではないけれど、アイドル的な雰囲気があるのでよくない。
入れるとしても可愛さで売ってない本格派の人がよかった。
パニックを演出するためなのか、コンビニのシーンが入ってくるのだけれど、そこで出てくる店員役の元乃木坂46の深川麻衣さんもなんかもよくない。
あまり意味のない部分だし、元アイドルが出てくると逆に現実に引き戻されてしまう。
一番よくないのはパイロットの家族写真(写真のみの出演)で出てくるAKB48の横山由依さん。
アレ?と思ったけど、まさか違うよな?と思って気になってしょうがなかった。
最後のエンドロールでやっぱりそうだったのかとわかったけど、あれはなんだったんだろう?
ファンサービスというよりも、小ネタとして、笑わそうと思って入れたとしか思えない。
元アイドルといえば、本田さんの会社の上司役で斉藤由貴さんも出てくるけど、この人もなんか違う感じだった。
原作が中国による尖閣諸島の侵略をテーマに完成された物語ですが、それをなんと中国スポンサーで映画化。
骨抜きにされるのは目に見えた製作が予想されますが、少し上を行って旧日本の悲願である大東亜共栄圏(西洋に蹂躙奴隷化されたアジア各国を開放する日本の闘い)の東亜の名称を使った国を敵とする日本を侮辱する設定。
ここまで日本を馬鹿にする設定を受けてまで映画化したいんですかね?この映画を見て楽しむ?無知な日本人を嘲笑ってる中国人の顔が想像されます。
映画は日本政府の慌てふためく様子と自衛隊の奮闘が描かれてますが骨となる設定がこれでは感情移入は不可能です。戦争の悲惨さが感じられない中途半端な製作。いったい何を伝えたくて作ったのか甚だ疑問。恐らく中国からの制約が厳しい中少しでもマシにしようと努力はしたんでしょうね。その分☆をゼロから少し増やしました。