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ニア・ダーク 月夜の出来事 プロット アメリカ 10月29日 1988 台灣上映
ベニスの出来事 プロット アメリカ 02月04日 1967 台灣上映
或る夜の接吻 プロット 日本 05月23日 1946 台灣上映
或る夜の殿様 プロット 日本 07月11日 1946 台灣上映
異国の出来事 プロット アメリカ 01月01日 1900 台灣上映
真夏の出来事 プロット アメリカ 06月21日 1997 台灣上映
或る夜の出来事(1934)評論(12)
車停めるシーンは忘れられない。
ジェリコの壁は破られた。伏線が最後に終焉となるのだが、画像がない。。。映画としての効果なんだろうけど、好きではない。『卒業』はこの作品の影響を受けていると思われるが、やはり『卒業』の方が優れていますよね。
前半は恋愛映画の基礎を作ったとも言える典型的な展開で、ぬかるみにはまったバスから降りてヒッチハイクする場面から一気に面白くなった。ニンジンを食べるところや、ヒッチハイクのポーズをクドクドと説明するシーンはコメディとして最高です。個人的には誘拐犯を装ってツバを吐いたら肩にかかったシーンがベストですけどね。
時代背景も面白く、ハイウェイが舗装されてなく雨に弱いことや、ヘリコプターのような小型飛行機、今見ると新鮮です。
ちょっと物足りないのは父親が婚約者をかなり嫌っていることの原因や、「親の育て方が悪い」と言っただけでピーターに惚れこむところ。ちょっと無理があるような・・・
1934年の白黒作品なのに、このラブコメのセンスの良さ、娯楽作品としての申し分のなさには驚かされます。どんな作品でも名場面・名台詞があるかと思いますが、今作品には「ここも良い、ここも素敵!」というシーンや台詞が目白押し。中でも私の一押しは、女主人公エリー(クローデット・コルベール)がヒッチハイクで「さあ、私の番ね!」と言わんばかりに脚をちらっと見せて車を止めさせるシーンですね(笑)ピーター(クラーク・ゲーブル)の小粋な新聞記者役も本当にはまり役で、女性を扱う術を心得ている。こんな人に逢ってみたい(笑)
当時の制作裏話として、かなりの低予算・セットも組めないほどの短期間で作られた作品だったのにアカデミー賞主要5部門独占の快挙だったそうです。特典映像の宣伝用ポスターも本当に素敵です。色褪せないのラブコメの傑作ですね!