ストレイ・ドッグ劇情

オスカー女優のニコール・キッドマンが刑事役に初挑戦し、過去の出来事で心をむしばまれた女性刑事が忌まわし過去と向き合う姿を描いたサスペンスノワール。ロサンゼルス市警の女性刑事エリン・ベルは、酒におぼれ、同僚や別れた夫、16歳の娘からも疎まれる人生を送っている。17年前、FBI捜査官クリスとともに犯罪組織に潜入捜査をしていたエリンは、そこで取り返しのつかない過ちを犯して捜査に失敗し、その罪悪感にいまも彼女は苛まれていた。そんな彼女のもとに、ある日、差出人不明の封筒が届く。中には紫色に染まった1ドル紙幣が入っており、それは行方をくらませた17年前の事件の主犯からの挑戦状だった。ニコール・キッドマンが酒浸りの中年女性刑事という荒んだ役どころを熱演し、ゴールデングローブ賞の主演女優賞にノミネート。監督は「ガール・ファイト」「ジェニファーズ・ボディ」のカリン・クサマ。

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ストレイ・ドッグ評論(15)

xprugs
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汚い。弱い。醜い。

ニコール・キッドマンの

渾身の一撃。

ボクはそう思う。
vzquxl
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140本目。
昨日に引き続き、平日観賞。
もう1本観たいけど、何かイヤな予感がするから、1本で我慢。
チケット買う時に隣が空いている席を買ってるのに、隣におばあちゃんがいる。
平日、コロナで、んなアホなとは思うけど、おばちゃんが来ないだろうと思って適当に座ってるだけ何だよな。
マズイと思って直ぐに、どっか行ったけどマジ迷惑。
作品はと言えば、ニコール・キッドマンのイメージからは、かけ離れた感じ、悪くはない。
もう終わるかなと思い時計見たら、げっ後40分位ある。
そう、全体的にまったり?もっさり?薄味?
ちょっと物足りなさが、そう思わせるのかな。
最後は成程とは思うけどね。
tkklvb
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贖罪、例えば愛。例えば『ハートブルー』のように(意味合いはまるで違うが)葛藤し、例えば『レザボア・ドッグス』のように時間軸は入り乱れる複雑な語り口…かつ、親切設計。他にも様々な《L.A.ノワール》や70年代の刑事ドラマ等が頭を過る瞬間がある。直射日光下と夜、撮影や音楽(選曲)面での明確・明暗な《差》。圧倒的メイクも手伝って《ニコール・キッドマンの素晴らしい演技》・圧倒的熱演が引っ張る。セバスチャン・スタンも良い。宿敵・長髪のトビー・ケベルは若い頃 = ニルヴァーナ時代のデイヴ・グロールに似ていた。僕の好きなスクート・マクネイリーは思ったより活躍しなくて残念だった。ブラッドリー・ウィットフォードは流石の薄気味悪さで「エルボー!」と絶叫していた。正直、始終面白かったやすごく魅せられたというわけではないかもしれないが、脚本家チームやカリン・クサマ監督の手腕、そしてスタッフやキャストの熱量・献身によって、実に見応えのある作品に仕上がっている気がした。

P.S. オフィシャルサイトに監督の長いコメントまで翻訳して載せているのに、邦題変えちゃう辺り、笑っちゃうな。

勝手に関連作『ヒート』『ユージュアル・サスペクツ』『タクシードライバー』『預言者』『ナイトクローラー』『コラテラル』『フレンチ・コネクション』『セルピコ』『L.A.大捜査線/狼たちの街』『ハートブルー』『ロング・グッドバイ』他

今年映画館鑑賞58本目たぶん
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※ 25日 12時17分 誤字脱字修正
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今年43本目。
中には160本目という方もいらっしゃるのですが、通算でしょうか…。
1年で160本行っているとするとすごいですね。

tohoさんの鬼滅の刃推し推しはいつまで続くんでしょう…(この調子だと、来週公開分まで巻き込んで本数が極端に少なくなりそう)。

さて、この映画。いわゆる刑事ものに銀行強盗を絡ませたもので、ストーリー性として新しいような要素はなく(確立化されているので)、それだけに、「あっと言わせる新しいアイデア」であるとか、「音楽が素晴らしい」といったものでない限り、「出る人もストーリーも多少は違っても全部一緒」になっちゃいます。すでに同じようなストーリーの筋の映画はもう数多くあることは周知の事実なのに、この工夫があまりなかったのが残念です。

さて、それよりも。
私は基本的には下限は3.5でつけています。あまりに低すぎる評価は(積極的悪意がある映画でない限り)失礼ですし、どんなにまずいかなと思える映画でも「ここは良いところだな」という点は見つけられるからです。だからこその下限3.5です。

ただ今回は、その3.5を割らざるを得ない…と考えたのですが、加点要素を考えて何とか3.5まで持っていきました。

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減点1.0 … オープニングから10分ほど。「ストーリーに関係せず」突然に「大人の営み」が描写されます(ストーリーには一切関係しない)。それも「夜の営み」ではないのがポイントで(実際、日が差していることからするとお昼っぽい)、「夜にやるものではない」「ただのキスではない」と書けば、まぁだいたい何かわかりますよね…。

この映画自体はPG12なので最低限のグレードはついているのですが、土日の「コロナ特例解除」(全席座れる)もあり、家族で見に行くと確実に凍りますね、これ…。
しかも、「夜にやる営み」ではないので、お子さんが「映画でやってたあれ、僕/私にもやってよ」って言われると、親は苦労しそうです(「夜の」営みなら、「大人になったらね」で逃げられるので)。
なんでこう、ストーリーに関係のないものを入れるかなぁ…(入れなきゃいけないルールでもあるの…?)。
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減点0.5 … この映画、洋画で、元タイトルは「destroyer(破壊(者))」。これに対し、日本の映画は「stray dog(「のら犬」/慣用表現)」で、まったく違っています。この日本の映画のタイトルをつけたのは翻訳したほうの日本の会社のほうだと思うのですが、どうして全然違うタイトルにしちゃったんでしょうか…。

※ 外国・日本の文化の違いで、日本人が見てタイトルが理解しえないと考える場合に妥当なタイトルに差し替えることはあっても、今回はそれに該当せず、しかもこの2つは全く違うので…。
これ、数か月前だったか、フランス舞台で知的障害をお持ちの方を介護する無資格施設に政府が介入するという内容の映画(名前忘れた…)でも、「タイトルと日本語訳タイトルが乖離しすぎ」と言われましたが、そのときはフランス語だったので指摘する方がここでも少なかったのですが、今回は英語なので…。ちょっとこれ、いいんでしょうか…。

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減点0.2 … 上記に書いた通り、よくある「刑事もの」「銀行強盗もの」であるため、パターンは多少変わってもだいたいにおいて「パターン、展開」は似ているので、ややもすると他の方が指摘した「ニコール・キッドマンを見に行く(応援しにいく)映画だ」と言われても仕方がないように思えます…(しかも、上記の大きな減点要素もかなり痛い…)。

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加点0.2 … とはいえ、それでも「よくあるストーリー・パターン」で、そのままコピペして監督と主演だけ入れ替えましたではなく、ちょっと筋を変えたり物語の大筋(特に、クライマックスにかけて)を工夫したり、というのは見えました。これは評価できます。

また、英語表現(当方、準1持ち)もしっかりしていて(実は、一貫して文法ミスを含んで話す人がいる。これはそういう文法で育った、ということを意味するのでしょう。日本の国語に「言葉の乱れ」があると指摘されるように、文法ミスをする人はずっとするので)、その点は自然さを感じられました。

ただ、これ以上に上記の1.0の減点(突然、大人の営みが出てくる…)から、10分でまずドン引きするんじゃないかと思います…。
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全体的に見ると、日本では「鬼滅の刃」が放映され「すぎ」なため、それに飽きた人が(まぁ、やりすぎでしょうね…)見に行くことになると思うのですが、「積極的に」勧めるか…というとちょっとこの評価では…という印象です。
oscvkdi
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汚らしいオバハンしか出て来ない…。

実は『朝が来る』を観るつもりだったんだけど、何となく自分には合わない気がして急遽変更した作品。
なのでニコール・キッドマンが主演でフィルム・ノワールだと言う事しか知らずに観ました。

復讐するは我にありって話し。
落ちぶれた殺人課の刑事の役柄だから仕方ないとは言え、ニコール・キッドマンブス過ぎ。
特殊メイクか?ってくらいブスやった。
回想シーンがちょくちょく入るんやけど、若かった時を演じてるのも全然綺麗さが無かったし…、歳には勝てないのかなぁ…。
射殺屍体が発見され、そこに担当外のエリン(ニコール・キッドマン)が現れ、同僚の刑事に「犯人を知ってる」と言い残して立ち去る。
その屍体の頸には刺青があり、それはエリンが昔潜入捜査をしてた組織の印だった。
エリンは復讐のために単身捜査を始める、って話し。
これ、所謂フィルム・ノワールってジャンルなんだけど、韓国や中国のに比べるとグロさが足りない。
と言うか、そう言うシーン自体があまり無い。
事件を追って行くのと、回想を交互に描いて、何故復讐をするのかが分かるようになってるんだけど…、とりあえず展開が地味。
しかもエリンがブスなだけじゃなく、何時も酔っぱらったみたいにフラフラしてて、戦闘能力も低いから、捜査しててもボロボロになって行くだけ。
何故今のような状況になったのかは、回想で徐々に描かれるけど、全部分かっても全く共感出来ないし。
という訳で、めちゃくちゃ退屈だったんですが、組織が復活して銀行強盗起こすシーンはちょっとだけ盛り上がりました。
そのまま怒涛の展開でラストまで行ってくれたら良かったんだけど、そこからまたダラダラ…。
ラストだけはちょっと驚きましたが、そんなのでは手遅れなほどつまらなかったので。

これ観に行くのに朝JRに乗ってた時の話し。
途中から隣に座られた男性、ファスナーのいっぱい付いてるリュックサックで、あらゆるファスナーを開けたり閉めたりゴソゴソゴソゴソ…。
そんなに何かせなあかんか?ってくらいゴソゴソゴソゴソ…。

*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2020年10月25日
鑑賞回:18:10〜20:20
劇場名:TOHOシネマズ二条
座席情報:SCREEN4 Z-5
上映方式:2D 字幕
レーティング:PG12
上映時間:121分
備考:割引
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