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PLAY 25年分のラストシーン評論(5)
大人になり、子供を持ち、結婚して離婚して、そして子供のころからの恋を叶える。
主人公の13歳から38歳まで、1993年から2018年までの25年間を、撮りためたホームビデオで振り返るという、まっすぐなハッピーエンドの物語。
自分は90年代後半のジャミロクワイの音楽とミレニアムの夜の場面で懐かしい記憶を久しぶりに思い起こした。ファーレンハイトのオードトワレもあったあった。
もう一つ。エマを演じるアリス・イザーズがよかった。
映画.comさんのオンライン試写会にて。
幼少期から大人になるまでの一部をホームビデオで撮影しそれを一つに繋ぎまとめた作品。幼少期なんかはおふざけシーンが多くそれがまた微笑ましい。
もちろん25年分の歴史が詰まってるわけだから大人にもなり、結婚もする。とても幸せな描写が多く温かい気持ちにはなるが、映画作品として見る場合僕にとってはあまり興味を惹かれる事はなかったかなというのが率直な感想。
人様の人生の作品のためつまらなかったとまでは言わないが、映画作品として見るにはこのタイプの作品ではありきたりな印象であった。
この主人公のようにホームビデオで自分の人生の一部残している人は少ないと思うが、誰しもその人生はムービーストーリーになり得るものである。自分の人生を振り返って浸りたくもなってきた。
ドキュメンタリーのようで作り物なのがまず凄い!
25年分の幼いバカ騒ぎもトキメキも失恋も臆病な自分も全て入っていてジーンときた。
しかし、良く似た子達を見つけたなー🤔
一方向の目線で時を写し撮っていたビデオカメラ。
過去を閉じ込めることしか出来なかったカメラのレンズは、レンズ同士がリアルタイムで繋がるようになり、今を共有するツールになった。
でも距離は?
はるか遠くの人とも簡単に繋がれて、物理的な距離感が曖昧になってきている現代では、
カメラ越しではなく、その人本人が目の前に居てくれることに尊さを感じる。
クライマックスの驚きと感動は、今の心に響きました。
リモート試写会だったので、Wi-Fiの調子が悪くなったのかと焦るオープニングww
ビデオテープの音と画像が懐かしい!
子供の頃の映像がとにかく笑えました〜!
ビデオを手にしたことが嬉しくて、何でもかんでも撮影しちゃう感じとか、編集して消えてみたりとかww
大概はそのへんで飽きて、家族のイベントだけの出番になるところですが…主人公は日常を撮り続けていきます。
近所の女の子達を誘うシーンとか、可愛すぎ。(*^▽^*)
バカバカしい仲間との遊びや会話は
戻ってこない時間だから、こんなに愛おしいのでしょうか?
映画は彼が編集した動画を見ている設定なのですが、編集のセンスが良い!
主人公が編集している感じで監督が編集しているので、頭が混乱してきますがww
途切れ途切れのシーンで、家族の状況の変化が透けて見えるところなんかは、直接決定的なシーンを見せられるより辛かったり。
シーンには無い間の時間を観ている側が埋めていくので、どんどん登場人物たちに近づいていって、同じ時間を一緒に過ごしてきたかのような親近感が湧いてきます。
シーンが途切れて、次のシーンになるまでに、こんなに心配な気持ちになることは、普通の映画ではあまり無い気がします。
それから、見えないシーンにこんなにドキドキすることも(〃ω〃)
主人公はビデオカメラを向ける事で仲間を見つめ、ビデオカメラを向ける事で自分の思いを残してきたけれど、カメラの影に隠れて直接相手に伝える勇気が無かった。
一見『6才のボクが、大人になるまで。』と似ているように語られるかもしれませんが、
『6ボク』は第三者の目から少年の成長を追う、リアルな素材でフィクションを描いた作品。
一方本作は、作家の目を持った少年が一つの映像作品を作りあげるまでの成長ストーリー。
フィクションの素材でフィクションを描いた
言うなれば『13才のボクが、監督になるまで。』
#PLAY25年分のラストシーン
自宅のパソコン画面に拡大したせいか、ずっと「本当のホームビデオ再編集作品」なのだと信じ込んでしまいました!
撮影の下手さ加減が巧妙ですっかり騙されました。
お父さんが急に映らなくなる辺りがリアルです。
まあ、子供の頃から全員美男美女だし、人生の要所要所を必ず撮影しているビデオはなかなかお目にかかれないので、それでようやく気が付きました。
予告編の印象よりもずっと面白い映画でしたが、このエンディングだけはやっぱり強引すぎる気がします。アメリカ映画じゃなくてフランス映画だし、これは甘すぎない?