ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト
プロット
アメリカ
12月05日 2008 台灣上映
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プロット
フランス
08月27日 2021 台灣上映
SING シング
プロット
アメリカ
03月17日 2017 台灣上映
シュア・シング
プロット
アメリカ
11月09日 1985 台灣上映
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プロット
アメリカ
10月29日 2021 台灣上映
ライト・スリーパー
プロット
アメリカ
03月11日 1994 台灣上映
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ドゥ・ザ・ライト・シング評論(14)
様々な人種が混合して生活し、絶妙なバランスをもって平穏を保っている一つの町。しかし、何でもない会話が、行動が、偏見がじわじわと安定した世界を揺らし、崩し、修復できない決別へと向かっていく。
開幕当初、何の脈絡の無いレストランの会話、英語の通じにくいアジア人と住民の食い違い、そして町を面白可笑しく俯瞰し、観察するラジオDJの番組などの言葉達が洪水の如く、溢れだして来る。それは、普段から交わされているはずのものであり、普段なら何の問題も無いはずだ。だが、その日のうだるような暑さの中で、会話は姿無き凶器へと姿を変え、静かに、町を侵していく。
ジェンガのように、言葉が積み重なっていく。少しずつ、少しずつ、それは斜めになり、傾き、崩れる。その緊迫した空気に、観客は物語当初に浮かべていた笑いを忘れ、崩壊までのカウントダウンにのめり込んでいく。この息苦しさであったり、興奮は、その場しのぎの会話で埋め尽くされた作劇では作り出せない。ぐらぐら、ぐらぐら・・もう、私達は目を背けることができない。
と、同時に観客は気付く。偏見は、差別は、そして衝突は、何か大きな事件であったり、きっかけが生み出すものではない。毎日のありきたりな言葉が、会話が積み重なる中で生じる小さな歪みが、作り出すのだ。「安定」という名の私達のジェンガは、いつ、どんなきっかけで崩れ去るか分からない。それは、事件か、事故か、はては、争いか。スパイク・リー監督の私達への鋭い警告は、人種問題という皮を被った、平和というぬるま湯への不信感である。
勢いのままに突き動かされた作品のように見えて、極めて確信を持って作られた端正な一品。この作品を見た者は、もう目の前の安静が不動でないことを知ってしまう。それは、慌しく揺れるジェンガのように、私達をあざ笑う。
もちろん黒人映画もしても見れるし、何もかもにイラつく若者のための映画である。
見て良かったー。
日本に住む日本人だから民主間差別は理解しつつも共感し辛いが、これが現実なのだと思うと悲しく感じた。ラストの暴動は先祖が受けた怒り憤りが爆発した結果…にしても一部キャラの民度の低さにイライラ。自由と勝手は違うし権利を主張する前に義務を果たすべきと思うがこの感覚すらも文化格差で片付けられてしまうのか…公開当時の時代背景やアパルトヘイトや奴隷といった文化背景をもっと知るべきなんだろうな。PUBLIC ENEMYの『FIGHT THE POWER』が耳に焼きつく。古いからというのもあるけどテンポ悪く長い。