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02月02日 台灣上映
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日本
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アンダードッグ 前編評論(4)
3人のボクサーが登場する。森山未來が演じる末永晃は、かつて日本チャンピオンまであと一歩のところまでいきながらピークが過ぎてしまったプロボクサー。北村匠海扮する大村龍太は児童養護施設出身で、ボクシングの才能を認められ将来を嘱望される期待の若手ボクサー。勝地涼が息吹を注ぎ込んだ宮木瞬は、大物俳優の2世タレントとしてパッとせず、テレビ番組の企画でボクシングの試合に挑むことになる。
森山が上手いのはもちろん知っている。北村が才能豊かな若手俳優であることも、知っている。ただ今作では、勝地が素晴らしい存在感を放っている。非常に美味しい役どころであることも含め、現時点で彼の代表作といえるのではないだろうか。
デリヘルの運転手をする晃の過去とやさぐれた現在をメインに話が展開していき、龍太は人物紹介程度、中盤以降は空回りする現実に抗いたい瞬が絡んでくる展開。
やけにデリヘル嬢明美とのことを多くみせているけれど、ここについての思い等は何なんでしょう?まあ、やさぐれ感を重ねる為のものということかな、と後編でしっかりみせてくれることに期待して。
後半慌ただしく登場した、瞬目線でみると胸アツ感動な展開で、隣の席にいた女性は鼻水じゅるじゅる。
晃目線やボクシングとしてみると正にあり得ない話で、それこそそんなアホな…。まあ、それが狙いではある訳だ。
晃に関する物語はムダが多いし中途半端なものも多いけど、前編映画としては一応一段落ついていた終わり方だしね。
それぞれに、鬱屈とした男達のプライドや奮起の物語が、重く哀しく寂しくとても面白かった。
…そして、8回戦!?
末永、大村、宮木はもちろんのこと登場人物一人一人がとても愛すべきキャラクターで、みんなくすぶっていてどうしようもない。どうしようもないけれど気づいたら、見てる自分も一緒になって戦っている気持ちになりました。
どうしようもない自分を認めて、周りからの低い評価も受け入れて、それを乗り越えることは本当に難しい。その難しさと乗り越えた後のひらけた空気を、4時間半の前後編でめいいっぱい感じてきてください。次の日の生きる活力に、なるかもしれません。
出てくるやつら皆アンダードッグ。
這い上がる様が、無様で熱い。
前後編通して最高!