ピッグダディ
プロット
日本
02月02日 台灣上映
METライブビューイング2023-24 ダニエル・カターン《アマゾンのフロレンシア》
プロット
アメリカ
02月02日 台灣上映
マイセルフ
プロット
アメリカ
02月02日 台灣上映
梟 フクロウ
プロット
韓国
02月09日 台灣上映
ボブ・マーリー ラスト・ライブ・イン・ジャマイカ レゲエ・サンスプラッシュ
プロット
西ドイツ・ジャマイカ合作
02月09日 台灣上映
WILL
プロット
日本
02月16日 台灣上映
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ハッピー フィート評論(11)
などといった問題はさておいて、冒頭から懐かしの洋楽のオンパレードにノックアウトされてしまいました。いきなりビートルズのカバーから始まるなんてしびれます。スティービー・ワンダーやEW&F、クイーンといったカバー曲で圧倒されたというか、もう涙が止まりませんでした。とは言っても最も印象に残っているのがロビン・ウィリアムズの「マイ・ウェイ」だったりします。早速サントラを購入しようと近所のツ○ヤへ行ったら置いてなかったので、今日のところは試聴サイトで我慢です。
ストーリーも音楽とダンスというモチーフを活かし、言葉は通じない動物であっても通じる部分があるというテーマに展開させたアイデアがいい。恋の歌が得意な皇帝ペンギンであっても、彼らの歌うメロディは動物がただ鳴いているだけにしか聞えない。自らの声帯ではなく、モノを鳴らしてリズムをとる。エイリアンと交信するために科学技術の粋を結集した方法をとるSF映画に比べると、なんと原始的で論理的なんだろう。音楽が言葉以上に生物の公用語となる夢のようなお話でした。
もちろん映像面においても、CGの最終進化形と評価してもいいくらい素晴らしいものでした。ペンギン描写の細かさや、南極の巨大な氷と人間の建造物。さらに海水ジャンプだとか、動きもぶったまげるほどの迫力で、落下を体感できました。もちろんペンギンダンスのリアリティはモーション・キャプチャーによって、実際には有り得ない動きをコミカルに演じている。人間は実写なのかわかりませんでしたけど、『トイ・ストーリー』での違和感もこの手法で解消されることでしょう。
「デイヴ・・・」などと『2001年宇宙の旅』のパロディのような台詞には笑ってしまいましたが、「質問は一つじゃ」という台詞なんてのは『A.I.』だったのか。もしかすると『未知との遭遇』リズム版という一面もあったのでしょうか。小ネタを探す暇もないほど夢中になってしまったのも事実。もう一度観たくなりました・・
メッセージ性の強い作りだし、マンブルはすぐ大きくなっちゃうし。
水族館に入れられちゃうところでは、さすがにグッときたけど、乱獲の影響を訴えるにしては焦点がボヤけ気味だし、全体的に中途半端な印象。
ただの可愛く楽しい映画に仕上げたほうが良かったんじゃないのかなぁ。
歌が苦手な代わりに皆んなが出来ないタップで魅了し、皆んなに徐々に受け入れられる楽しい映画だった。
個人的には、この作品が訴えたい主張にも異議があります。例えば、人間は元々は狩猟生活ですが、厳しい大自然で狩猟生活を今もしてる人間と、快適に都市で生きる現代人、どちらが幸せかは簡単には言えないように、野生で生きるペンギンと快適な水族館のペンギン、どちらが幸せかも分かりません。それを人間的な道徳観念や思想で決めつけてしまうことも、人間の驕りといえます。ペンギンの幸せはペンギンの価値観で論じなければいけませんが、ペンギンの価値観は人間には分かりません。私個人がそう考えるため、映画による価値観の押し付けが鬱陶しく感じました。
また、思いきったディフォルメがなく、キャラクターの見た目の差異が少ないので、一部キャラの見分けがつきにくくなっている。その結果、キャラの個性があまり立ってない。それと、アメリカのアニメ映画はキャラクターの可愛さが魅力のひとつだと思いますが、青年となった主人公のペンギンがあまり可愛くない。
おまけに、ストーリー構成が悪く、ミュージカルアニメであるにも関わらずCGとタップダンスの音が合っておらず、シンプルに質が低い。
ただし、日本語吹替版を見ましたが、主人公の子供時代の吹替に子供声優を当てたのは良かった。女性声優の子供声は、以前からカワイ子ぶった女性の声にしか聞こえず、個人的にどことなく気持ち悪さと違和感を感じていたので。