オール・マイ・ライフ
プロット
アメリカ
12月04日 2020 台灣上映
オール・チアリーダーズ・ダイ
プロット
アメリカ
01月24日 2015 台灣上映
ボーンズ アンド オール
プロット
アメリカ
02月17日 2023 台灣上映
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
プロット
アメリカ
03月03日 2023 台灣上映
オール・ダート・ロード・テイスト・オブ・ソルト
プロット
アメリカ
12月22日 2023 台灣上映
クー!キン・ザ・ザ
プロット
ロシア
05月14日 2021 台灣上映
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オール・ザ・キングスメン評論(8)
内容は意外と難しい、というか全体を把握しにくかったりする。
知事の話だけでも密度が濃いのに、記者側の話も幼少期から振り返ったりするので、だんだん頭がこんがらがってくる。
集中してみないと結構きついかも。
ただ全体としては良い感じの映画。
舞台がルイジアナ州ということで、あのカトリーナで壊滅的な打撃を受けたニューオリンズでの撮影も行っています。もっとも、撮影自身は、カトリーナの惨劇の前に終わっていたようです。その意味では、カトリーナ前の最後の映画らしいです。州の政治を描いた作品なので、実際の州議会議事堂や、州知事の執務室でのロケが行われているそうで、今の州知事も、映画セットと化してしまった自分の執務室の見学をしたりしたそうです。ちなみに、州政府所在地は最大の街ニューオリンズではなく、バトンルージュと言うもっと小さい街です。アメリカには、そう言うのが多いですが。
話が始まったときには既に、ショーン・ペン演じるウィリー・スタークは腐敗してしまっているので、何が彼を腐敗させてしまったのかはわかりません。権力がそうさせたのか、あるいは、元々そう言う人物であったのか。だた、知事選挙の件から想像するに、元々、煽動政治家の素養はあったということだと思います。それと、なぜかスタークの参謀となってしまっているジュード・ロウ演じるジャック・バーデン。彼は、富裕層出身と言う設定。物語上も、富裕層のつながりを利用して、スタークのために、汚い仕事もやっています。
それにしても、こう言うような、利益誘導型の煽動政治家って言うのは、どこの国にもいるんですね。学校を作ります、橋を作ります、病院を作ります・・・、言っている事は、日本の煽動政治家と全く同じ。そう言う、デマゴーグを生み出すか、あるいは、真に有能な政治家を選ぶかは、有権者次第なんですよね。今年は、選挙イヤーなので、ちょっと考えてしまいました。決して、面白おかしい内容の映画ではありません。この映画を見て、我がふり直せと言う感じですね。
地方の活動家が貧困層の為に立ち上がり、理想に燃えて政治家になるも、権力欲の虜となって自滅していく姿を描いた作品。
丁寧さに欠け、わからない部分が多々ありましたが、キャスティングがすばらしかったので良しとし
とこ...。