男はつらいよ
プロット
日本
08月27日 1969 台灣上映
新・男はつらいよ
プロット
日本
02月27日 1970 台灣上映
男はつらいよ 奮闘篇
プロット
日本
04月28日 1971 台灣上映
男はつらいよ 純情篇
プロット
日本
01月15日 1971 台灣上映
男はつらいよ 望郷篇
プロット
日本
08月26日 1970 台灣上映
男はつらいよ フーテンの寅
プロット
日本
01月15日 1970 台灣上映
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続男はつらいよ評論(12)
「男はつらいよ」シリーズ第2作。
Huluで「HDリマスター版」を鑑賞。
ひょっこりと柴又に帰って来た寅さん。恩師の坪内先生と再会し、一人娘の夏子に一目惚れして一騒動(笑)
胃痙攣で入院するも病院を抜け出して焼き肉食ってんだから仕方のねぇ男だよ全く! さらには店主と喧嘩して警察に補導されちゃうんだから、呆れたもんだよ…。
寅さんらしいけど(笑)
そして、ここ重要!
寅さんがまだ赤ん坊の頃、とらやの軒先に彼を置いて出奔した産みの母―。瞼の母と慕い、ずっとその姿を探し求めていた寅さんなのでした。
京都にいると聞き付けて行ってみると、大層な名前の連れ込み宿の女中が、まさに想い描いていた母そのもの…。ところがどっこい! その宿の女将の強突クソババァの方だったなんて…。ミヤコ蝶々が素晴らしい!
理想の母親から駆け離れていただけでなく、酷いことまで言われてしまう始末…。夢破れて傷心の寅さんを傷付けまいと、弘の「言うなよ! 絶対言うなよ!」的なフリで始まったコントがめちゃくちゃ笑えました。
そんな寅さんを励ましてくれた坪内先生が突然の逝去…。寅さんに江戸川の鰻が食べたいなんて言ったのは、きっと虫が知らせたんでしょうねぇ…。
悲嘆に暮れるも御前様の言葉で一念発起、張り切って葬儀のお手伝いをするも、その席で夏子にお医者さんの恋人―しかも胃痙攣で入院していたときの担当医!―がいることを知り、またまた失恋してしまうのでした…。
そして、旅に出た寅さん。何をしていたのかと言えば…京都で産みの母と会っていたのでした。
どんなに酷かろうと、そこは血肉を分けた母と子。何だかんだでお互いに思うところがあった、というわけですなぁ…。
冒頭の夢のシーンが初登場。
シリーズのお約束事が増えて参りました!
大御所東野英治郎との悲哀。マドンナ佐藤オリエもいい。盲腸の財津一郎等、笑えるシーンも多数。母親とのやりとり、負けていないミヤコ蝶々がすごい。そしてラストはお約束のほっこり。
素晴らしい続編ですね。今公開してる劇場があるってのも驚きです‼️