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女囚さそり 第41雑居房評論(2)
設定は前作からそのまま。これはもうSFに近いので細かい所とか問題にしてはいけないシリーズ。いかに梶芽衣子とエグい展開を見るかという。
まずタイトル「第41雑居房」が全く関係ない。脱走した女囚集団の話ですよ。前作がほぼ刑務所内の話と対比してるのはいいけどタイトルどうしてこうなった?
何?という意味不明な演出が過多で困っちゃうんですが、それでも梶芽衣子の存在感だけで映画的になってる。さそりの台詞二言しかない!!
テーマありげな作りですが、たぶんあんまり考えて作ってないです。70年代の毒々しさが満載の前衛娯楽劇画といったテイストでした。
六人の女囚がさそりのお陰で脱走、リーダーが白石加代子、前半のロケ地がすごい。