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女帝 春日局評論(3)
単なるスケベジジイの家康、突如蘇生する草笛光子が面白い。目の保養役は鳥越マリ。もっといい場面があったようだがカットされてた模様(笑)
十朱と名取の両姐さん、貫禄ありました。
BS-TBS版鑑賞。
年末年始にBS-TBSで放送したものを何となく録っておいたのだが、ちょっと冒頭だけ見てからさっさと消すつもりで見始めたら、なんと一気に見てしまいましたww
要するに、三代将軍家光の出生について、二代将軍秀忠と正室お江(信長の妹・お市の方の三女)の間に出来た子ではなく、徳川家康がお福(のちの春日局)を力づくでモノにした際に出来てしまった子であるという俗説を中心に据えたストーリー。
この頃の東映時代劇の妙な悪ノリぶりと、大物俳優のケレン味たっぷりの演技、それに東映が誇る過剰なまでの豪華な江戸城のセットなどが相まって、得体のしれないほどの怪作に仕上がってますww
まあ、家康のタネだろうが、秀忠のタネだろうが、家光が徳川の正当な血筋であることには変わりないから、いんじゃねっていう事で。